特許
J-GLOBAL ID:200903028134458132

インピーダンス可変型超電導限流器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工業技術院電子技術総合研究所長
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-268384
公開番号(公開出願番号):特開平11-111542
出願日: 1997年10月01日
公開日(公表日): 1999年04月23日
要約:
【要約】【課題】 故障電流通過時にインピーダンスを無限大にして実質的に遮断を行い、かつ自動復帰を可能にすることである。【解決手段】 環状の閉磁路をなすヨーク2の磁路中にギャップ部3を形成し、このギャップ部3中に前記閉磁路の断面を覆う薄膜超電導体5を装着し、さらに前記ヨーク2に巻回したコイル4と前記薄膜超電導体5とを直列に接続してその一端と他端をそれぞれ異なる電力系統10A,10Bに接続するようにし、異常時には薄膜超電導体5を常電導状態としてコイルのインダクタンスを増大させる構成を特徴としている。
請求項(抜粋):
複数の電力系統間を正常時には接続し、異常時には異常を発生した電力系統を切り離す限流器であって、環状の閉磁路をなすヨークの磁路中にギャップ部を形成し、このギャップ部中に前記閉磁路の断面を覆う超電導板を装着し、さらに前記ヨークにコイルを巻回し、このコイルと前記超電導板とを直列に接続してその一端と他端をそれぞれ異なる電力系統に接続可能に構成してなり、異常発生時には前記超電導板の常電導体への転移により前記コイルのインピーダンスを増大せしめて前記異なる電力系統間を切り離し、平常時には前記超電導板により磁束を遮蔽して前記コイルのインピーダンスを低減して前記異なる電力系統間を接続することを特徴とするインピーダンス可変型超電導限流器。
IPC (3件):
H01F 36/00 ZAA ,  H01L 39/16 ZAA ,  H02H 9/02 ZAA
FI (3件):
H01F 36/00 ZAA ,  H01L 39/16 ZAA ,  H02H 9/02 ZAA F

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