特許
J-GLOBAL ID:200903028145584695

超音速航空機の空気取入口構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-016995
公開番号(公開出願番号):特開平6-200825
出願日: 1993年01月07日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】【目的】 超音速航空機の空気取入口構造に係り、飛行速度の変化に対応して適正な圧縮領域を確保し、圧縮効率の向上、エンジンに供給する空気速度の安定化等を図る。【構成】 複数の可動板を揺動軸心回りに揺動可能に連結してなる前部ランプと、その後方にスロートスロット抽気間隙を空けて配される後部ランプと、これらランプとの相互間隙に空気取入通路を形成するカウルとを具備し、前部ランプの各可動板および後部ランプに、揺動角度を変更する角度変更手段がそれぞれ設けられ、スロートスロット抽気間隙の一端を形成する前部ランプの後端部に、巻回部材が配設され、巻回部材が、移動可能なアイドラに巻回して屈曲状態に配されかつその一端に張力を付与する引張手段が配設されており、飛行速度に合わせて、アイドラを移動させかつ引張手段によって巻回部材に張力を付与することにより、該巻回部材を任意形状に変化させる。
請求項(抜粋):
直列状態に配される複数の可動板をその直列方向に直交する揺動軸心回りに相互に揺動可能に連結してなる前部ランプと、該前部ランプの後方にスロートスロット抽気間隙を空けて配される後部ランプと、これらランプとの相互間隙に空気取入通路を形成するカウルとを具備し、前記前部ランプの各可動板および後部ランプには、揺動角度を変更する角度変更手段がそれぞれ設けられ、前記スロートスロット抽気間隙の一端を形成する前部ランプの後端部には、該前部ランプを延長する巻回部材が配設され、該巻回部材は、前記可動板の揺動軸心と平行な軸心を有しかつ該軸心と交差する方向に移動させられるアイドラに巻回して屈曲状態に配されるとともに、その端部に、該巻回部材に張力を付与する引張手段が配設されていることを特徴とする超音速航空機の空気取入口構造。
IPC (2件):
F02K 7/16 ,  F02C 7/04
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-037969

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