特許
J-GLOBAL ID:200903028147376518

電気自動車の冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-251824
公開番号(公開出願番号):特開平8-116605
出願日: 1994年10月18日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】 電気自動車における走行モータ1及びそのコントローラ9を冷却水の循環により冷却する場合に、冷却水温度が高い状態であってもコントローラ9が異常温度へ上昇するのを確実に防止して、その安定作動を確保する。【構成】 冷却水をウォータポンプ27、コントローラ9、モータ1及びラジエータ28に順に循環させる冷却水循環路35と、冷却水をモータ1をバイパスさせて流すバイパス路36と、コントローラ9を通過した後の冷却水の温度を感温して冷却水流路を冷却水循環路35のモータ1側又はバイパス路36に切り換える感温弁37とを設ける。この感温弁37により、冷却水温度が所定値以上のときに冷却水をバイパス路36に流すようにし、ラジエータ28とコントローラ9との間のみで冷却水を循環させてコントローラ9を集中的に効率よく冷却し、コントローラ9の異常温度への上昇を防止する。
請求項(抜粋):
駆動車輪に連結された走行モータと、該走行モータを作動制御するコントローラとを冷却液によって冷却する冷却手段を備えた電気自動車の冷却装置において、上記冷却手段は、冷却液を吸入して吐出させるウォータポンプと、冷却液を車外の空気と熱交換して冷却するラジエータと、上記ウォータポンプから吐出された冷却液を順に上記コントローラ、モータ及びラジエータに流した後にウォータポンプに還流させるように循環させる冷却液循環路と、上記冷却液を走行モータをバイパスさせて流すバイパス路と、上記コントローラを代表するコントローラ温度が所定値未満のときには冷却液を冷却液循環路に沿ってモータ側に流す一方、コントローラ温度が所定値以上のときには冷却液を上記バイパス路に沿って流すように切り換わる調整手段とを備えてなるものとしたことを特徴とする電気自動車の冷却装置。
IPC (3件):
B60L 15/00 ,  H02K 9/19 ,  H02M 7/48

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