特許
J-GLOBAL ID:200903028152941720

抄紙機の配向角プロファイル制御方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂本 光雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-248702
公開番号(公開出願番号):特開2002-061092
出願日: 2000年08月18日
公開日(公表日): 2002年02月28日
要約:
【要約】【課題】 ジェット斜流の発生を防止して配向角プロファイルを改善する。【解決手段】 スライス13の上部リップ13aの先端にスライスリップ19を設け、幅方向所要間隔毎に作動装置21を連結し、リップ開度を幅方向の任意の個所で調整可能とする。スライスリップ19の所要間隔位置毎に、原料流出口24よりもわずかに上流側となるスライス13上部の圧力を測定するための圧力センサ25を設ける。各圧力センサ25からの検出信号に基づいて幅方向圧力プロファイルを算出し、制御すべきスライスリップ19の幅方向の個所を選択し、その作動量を決定して作動装置21に指令を送るスライスリップ制御器26を備える。幅方向圧力の平均値に比して、圧力が大となる個所ではリップ開度を増加させて圧力の低下を図り、圧力が小となる個所ではリップ開度を減少させて圧力の増加を図ることで幅方向圧力プロファイルをほぼフラットにさせる。
請求項(抜粋):
すき網上に原料をジェット流として原料流出口より流出させるスライスのスライスリップを、幅方向の各部でリップ開度を調整できるようにしてある抄紙機ヘッドボックスにおける原料流出口よりもわずかに上流側となるスライス上部での幅方向圧力プロファイルを計測し、該計測した幅方向圧力プロファイルより幅方向圧力の平均値を求めて、該幅方向圧力の平均値よりも圧力が大となる個所ではリップ開度を増加させ、幅方向圧力の平均値よりも圧力が小となる個所ではリップ開度を減少させて幅方向各部のリップ開度を調整することにより幅方向圧力プロファイルをほぼフラットに制御することを特徴とする抄紙機の配向角プロファイル制御方法。
IPC (2件):
D21F 7/00 ,  D21F 1/06
FI (2件):
D21F 7/00 Z ,  D21F 1/06
Fターム (8件):
4L055BD02 ,  4L055CE03 ,  4L055CE05 ,  4L055DA09 ,  4L055DA12 ,  4L055DA16 ,  4L055DA17 ,  4L055FA08
引用特許:
審査官引用 (8件)
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