特許
J-GLOBAL ID:200903028153823127
液封防振装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小松 清光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-002996
公開番号(公開出願番号):特開2001-193784
出願日: 2000年01月11日
公開日(公表日): 2001年07月17日
要約:
【要約】【目的】 内圧吸収用の弾性膜部に対する膜剛性を調整して膜共振のピークを下げる。【構成】 第1の取付部材1と第2の取付部材2の間を弾性本体部3で連結し、弾性本体部3の内側に弾性本体部3を内壁の一部とする主液室12を設け、仕切部材11で副液室13を区画する。仕切り部材11は弾性仕切部18、抑えプレート20及び弾性仕切部18の周囲部17を嵌合支持するカップ状部材16で構成し、カップ状部材16のリング状溝22に弾性仕切部18の裏側から略L字断面をなして一体に突出形成されたストッパ脚部25の突出端26を押し当てる。抑えプレート20の中央部には、弾性膜部23を開放する開口部27を開口し、かつ周囲部17を上方から圧接する締め付け突起28を一体に突出形成し、さらに弾性膜部23を連結する弾性仕切部18の連結部24を下から支持する内壁21の上端部との間で、突起側締め付け点32と上端部側締め付け点33を設け、各締め付け点を寸法Sなる支持スパンを形成するよう、互い内外周側へずらす。
請求項(抜粋):
振動源側へ取付けられる第1の取付部材と、車体側へ取付けられる第2の取付部材と、これらの間に設けられる略円錐状の弾性本体部を備え、この弾性本体部を壁の一部とする液室を形成し、この液室内を仕切り部材にて主液室と副液室とに区画するとともに、これら主液室と副液室間を低周波振動を吸収するダンピングオリフィス通路で連通し、かつ仕切り部材の少なくとも一部に主液室の内圧変化を吸収するべく弾性変形する弾性膜部を設け、その副液室側から略L字状断面をなすストッパ脚部を一体に突出形成し、その突出端を仕切部材の周囲固定部へ押し当てた液封防振装置において、前記仕切部材は、弾性膜部を一部に形成した弾性仕切部材と、この上へ被せられる抑えプレートと、弾性仕切部材の外周部となる周囲部を支持する周囲固定部とを備えるとともに、前記抑えプレートの中央部に弾性膜部の上方を開放する開口部を設け、この開口部の外周側に締め付け突起を一体に設け、この締め付け突起と前記周囲固定部とで、前記弾性仕切り部材を挟んで締め付けたことを特徴とする液封防振装置。
IPC (2件):
FI (2件):
B60K 5/12 F
, F16F 13/00 620 R
Fターム (6件):
3D035CA05
, 3J047AA03
, 3J047CA02
, 3J047CD08
, 3J047DA01
, 3J047FA02
引用特許:
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