特許
J-GLOBAL ID:200903028154814946

振動型測定器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松崎 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-333837
公開番号(公開出願番号):特開平9-126851
出願日: 1995年12月22日
公開日(公表日): 1997年05月16日
要約:
【要約】【課題】 構造を特に複雑化することなく、質量流量または密度を高精度に測定可能とする。【解決手段】 振動検出器としてのセンサ6a,6bの各出力信号の位相差または時間差が測定管2の温度と軸力の関数である事、また軸力は測定管2の第1振動モードの共振周波数と第2振動モードの共振周波数との比の関数である事に着目し、位相差演算部92で求められる位相差を、周波数比演算部91および温度演算部93からの出力でそれぞれ補正すると共に、測定管2の第2の振動モードの腹(第1の振動モードの節にする例等もある)に相当する位置に、第2の振動モードの検出器6d(ここでは6aで兼用)を設け、検出感度を向上させる。
請求項(抜粋):
加振される少なくとも1本の直管状測定管内を流れる流体の質量流量または密度の少なくとも一方を測定するとともに、前記測定管の第1の振動モードの共振周波数と第2の振動モードの共振周波数との比を求め、これらの共振周波数比にもとづき測定値の補正を行なう振動型測定器であって、前記質量流量により測定管に発生するたわみ振動、または測定管の第1の振動モードの共振周波数、若しくはこれらの双方を検出する単数または複数の第1振動検出器と、測定管の第2の振動モードの共振周波数を検出する単数または複数の第2振動検出器とを備え、この第2振動検出器の設置位置を第2の振動モードの腹付近とすることを特徴とする振動型測定器。

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