特許
J-GLOBAL ID:200903028155061186

クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 武久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-318023
公開番号(公開出願番号):特開平9-177890
出願日: 1996年11月28日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 無負荷運転領域をも含めて駆動装置の全ての負荷領域で振動を伝達しないことを可能にし、そのうえに簡単且つ低コストであるクラッチを構成する。【解決手段】 駆動ディスク(1)が、従動ディスクと部分的にオーバーラップし、且つオーバーラップしている部分の内側に、周に分散した放射方向のポケット部(6)を有し、当該ポケット部(6)がその端部に向かって軽度のくさび形に形成されており、従動ディスクの外被面の横断面が多角形であり、前記ポケット部(6)内に、対向して少なくとも一つの圧縮ばね(8)によって互いに離間するように保持されているくさび形の押しピストン(7)の対が配置されており、当該押しピストン(7)が、従動ディスクの外被面に対向する側(10)を、平坦にあるいは軽度に湾曲させられて形成されており、駆動ディスク(1)にあるいは押しピストン(7)に、無負荷運転の際に戻しモーメントだけを駆動ディスク(1)から従動ディスクへ作用させ、摩擦力をほとんど作用させないようにする手段(16)が設けられている。
請求項(抜粋):
回転する駆動ディスクと、これに同軸で且つ同方向に回転する、弾性的に力を伝達するための手段をもつ従動ディスクとを有するクラッチにおいて、駆動ディスク(1)が、従動ディスク(2)と部分的にオーバーラップし、且つオーバーラップしている部分(5)の内側に、周に分散した放射方向のポケット部(6)を有し、当該ポケット部(6)がその端部に向かって軽度のくさび形に形成されていること、従動ディスク(2)の外被面(9)の横断面が多角形であること、前記ポケット部(6)に、対向して少なくとも一つの圧縮ばね(8)によって互いに離間するように保持されているくさび形の押しピストン(7)の対が配置されていること当該押しピストン(7)が、従動ディスク(2)の外被面(9)に対向する側(10)を平坦にあるいは軽度に湾曲させられて形成されていること、及び駆動ディスク(1)にあるいは押しピストン(7)に、無負荷運転の際に戻しモーメントだけを駆動ディスク(1)から従動ディスク(2)へ作用させ、摩擦力をほとんど作用させないようにする手段(16、19)が設けられていることを特徴とするクラッチ。
IPC (3件):
F16F 15/123 ,  F16D 3/66 ,  F16F 15/131
FI (3件):
F16F 15/12 B ,  F16D 3/66 ,  F16F 15/30 P
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭49-084310
  • 特開平4-084653
  • 特開平4-084653
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