特許
J-GLOBAL ID:200903028156046156

気液分離装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-211819
公開番号(公開出願番号):特開平11-264312
出願日: 1998年07月09日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】【課題】 ブローバイガス中のオイル分等、液体分の分離、回収能力に優れ、特に、長時間運転を行っても分離、回収効率が悪化することがない気液分離装置を提供する。【解決手段】 気液分離装置の前室11を経てガス導入口121よりサイクロン室12に流入するブローバイガスは、ここで旋回流となり、オイル分が分離される。オイル分を分離したガスはサイクロン室12中央部の連通管14内を旋回しながら上方のオイルスプレッダ室13に向かう。ここで、連通管14下端部のガス導出口141の断面積S2をガス導入口121の断面積S1より小さくすることで、連通管14内の旋回流が強まり、オイル分離効率を向上させるとともに、その上端開口に付着する液状オイルを剪断して飛散させる。また、連通管14をオイルスプレッダ室13に突出させることで、オイルスプレッダ室13に逆流を生じさせ、飛散したオイルをオイルスプレッダ室13底部に貯留、回収する。
請求項(抜粋):
略円筒状の容器内をサイクロン室となして、上部周壁に設けたガス導入口から該周壁内周面に沿って周方向に導入されるガス中の液体分を、旋回流の遠心分離作用で分離して、上記サイクロン室の下方に貯留、回収する一方、液体分を分離したガスを、上記サイクロン室の上端部に設けたガス導出口より導出するようにした気液分離装置において、上記ガス導出口より上方に延びるガス導出管の途中に大径部を形成して、その内部を上記ガス導出管に流出する液体分を回収するスプレッダ室となし、このスプレッダ室と上記サイクロン室を結ぶ管路の一端を上記スプレッダ室内に突出せしめるとともに、上記スプレッダ室と上記サイクロン室を結ぶ上記管路の最小断面積を上記ガス導入口の断面積より小さくしたことを特徴とする気液分離装置。
IPC (4件):
F01M 13/04 ,  B01D 45/12 ,  B04C 5/12 ,  F01M 13/00
FI (4件):
F01M 13/04 C ,  B01D 45/12 ,  B04C 5/12 Z ,  F01M 13/00 H

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