特許
J-GLOBAL ID:200903028163234057

可燃性ガスの水素富化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内田 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-282903
公開番号(公開出願番号):特開平5-116902
出願日: 1991年10月29日
公開日(公表日): 1993年05月14日
要約:
【要約】【目的】 銑鉄とメタノール合成原料を同時に製造することができる方法に関する。【構成】 溶融製銑を行うに必要な石炭及び酸素を溶解ガス化炉に投入した上、さらに水素成分を多く含有する天然ガス等のガス状炭化水素化合物と該化合物を水素と一酸化炭素に転換するに足る酸素を吹込んで、該化合物の大半を水素と一酸化炭素に転換させるとともに、溶解ガス化炉の出口ガス温度が900°C〜1100°Cになるよう水蒸気を吹込んで、水蒸気に含まれる水素成分も水素に転換して、溶解ガス化炉で発生する可燃性ガスの水素富化を図る方法。
請求項(抜粋):
溶解ガス化炉に石炭類を添加し、該石炭類を酸素により部分燃焼ガス化して一酸化炭素および水素を主成分とする可燃性ガスを発生させるとともに、該溶解ガス化炉に還元鉄を添加して溶融銑鉄を製造し、該溶解ガス化炉で発生する可燃性ガスの一部または全量で鉄鉱石を還元して該溶解ガス化炉に添加する前記還元鉄を製造する溶融製銑操作および該溶融製銑操作で発生する可燃性ガスの少なくとも一部をメタノール合成用粗原料ガスとして使用する操作を組合せてなる方法であって、該溶解ガス化炉に化学分子式で表わしてCm Hn(n/m≧2.5)であるガス状炭化水素および該炭化水素を水素と一酸化炭素に転換するに足る酸素を吹込むとともに該溶解ガス化炉出口の可燃性ガス温度を900〜1100°Cの範囲に調節するように水蒸気を吹込むことを特徴とする銑鉄とメタノール合成原料を同時に製造する溶解ガス化炉で発生する可燃性ガスの水素富化方法。
IPC (4件):
C01B 3/36 ,  C07C 31/04 ,  C10J 3/02 ,  C21B 3/04

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