特許
J-GLOBAL ID:200903028174111470

ジッタバッファの制御方法及びジッタバッファの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大西 健治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-064995
公開番号(公開出願番号):特開2004-274572
出願日: 2003年03月11日
公開日(公表日): 2004年09月30日
要約:
【課題】パケットを追加削除することによりパケットの遅延による通話品質の向上を図ると共に、再生クロック周波数を変動させることにより通信パケットの損失を少なくして音声歪みを低減することのできるジッタバッファの制御方法及びジッタバッファの制御装置を提供する。【解決手段】ジッタバッファを構成するFIFOの内部に、パケット削除領域とパケット追加領域及びクロック制御領域を設け、FIFOの蓄積パケット量Tjが、パケット削除領域にあるときには、パケットを削除するように制御し、蓄積パケット量Tjが、パケット追加領域にある時にはパケットを追加するように制御し、また、蓄積パケット量Tjが、前記クロック制御領域内に有るときには、パケットの読み取り周波数を上昇或いは下降させるように制御するジッタバッファの制御方法であり、クロック制御領域をパケット追加領域とパケット削除領域との間に設けるように構成した。【選択図】図1
請求項(抜粋):
FIFOを用いたジッタバッファの制御方法であって、 前記、FIFOの内部に、パケット削除領域とパケット追加領域及びクロック制御領域を設け、 前記FIFOの蓄積パケット量Tjが、前記パケット削除領域の下限値T4を超えた場合には、特定のパケットを削除すると共に、前記パケット削除領域の上限値T5を超えた場合には常にパケットを削除するように蓄積パケット量Tjを制御し、 前記FIFOの蓄積パケット量Tjが、前記パケット追加領域の上限値T1を下回った場合には、特定のパケットを追加すると共に、前記パケット追加領域の下限値T0を下回った場合には常にパケットを追加するように蓄積パケット量Tjを制御し、 前記FIFOの蓄積パケット量Tjが、前記クロック制御領域の上限値T3に達した場合にクロック周波数を上昇させ、 前記FIFOの蓄積パケット量Tjが、前記クロック制御領域の下限値T2に達した場合にクロック周波数を下降させ、 前記クロック制御領域を、前記パケット追加領域と前記パケット削除領域との間に設けたことを特徴とするジッタバッファの制御方法。
IPC (1件):
H04L12/56
FI (1件):
H04L12/56 230A
Fターム (12件):
5K030GA02 ,  5K030HA08 ,  5K030HB01 ,  5K030JA07 ,  5K030JT01 ,  5K030KA01 ,  5K030KA03 ,  5K030KX11 ,  5K030MA12 ,  5K030MA13 ,  5K030MB06 ,  5K030MB15
引用特許:
審査官引用 (2件)

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