特許
J-GLOBAL ID:200903028175871079

海底ケーブル通信システムの海中機器および障害点標定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-021542
公開番号(公開出願番号):特開平6-237193
出願日: 1993年02月10日
公開日(公表日): 1994年08月23日
要約:
【要約】【目的】複数の中継器や分岐装置等の海中機器が海底ケーブルの途中に直列に接続され、該ケーブル内の給電線を介して直列給電を受ける光海底ケーブルなどの通信システムにおける障害位置標定方法とそれに適した海中機器に関し、障害点のケーブル端末が電気的に開放障害になった場合に、障害点までのケーブルの静電容量を測定してその障害位置を迅速かつ精度良く標定できるようにすることを目的とする。【構成】海底ケーブルを介する通信を行わしめる主信号回路32と、入力端に給電線51からの直列給電電流を受け、該給電電流を整流して出力するダイオードブリッジ33と、該ダイオードブリッジの出力端に接続されて前記主信号回路32に動作電力を供給する電源部31とを備えた海中機器において、該ダイオードブリッジ33の入力端間をシャントする充放電抵抗RSを設けて、電荷測定法によりケーブルの静電容量を測定するための陸揚局からの充電、放電の際して海中機器内の順方向ダイオードの高抵抗による充放電時間の延長を除去する。
請求項(抜粋):
複数の陸揚局(1) 間を接続する海底ケーブル(5) の陸揚局(1) から給電を受ける給電線(51)に挿入される海中機器(3) において、該海底ケーブル(5) を介した通信を行わしめる主信号回路(32)と、該給電線に直列に接続されて主信号回路(32)を動作させる電力を該給電線(51)から取り出す電源部(31)と、該電源部(31)と直列に該給電線(51)に接続され、給電電流の減少とともに抵抗値が増加する非線形素子(34)と、該非線形素子(34)に並列に設けられた充放電抵抗(RS)と、を有することを特徴とする海底ケーブル通信システムの海中機器。
IPC (2件):
H04B 3/46 ,  G01R 31/08
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-005630

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