特許
J-GLOBAL ID:200903028178912825

可変利得増幅器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-297526
公開番号(公開出願番号):特開平6-152283
出願日: 1992年11月09日
公開日(公表日): 1994年05月31日
要約:
【要約】【目的】利得制御入力電圧によらず出力端子のバイアスが一定で、かつダブルの出力を取り出すことが可能であり、加えて消費電流の少ない可変利得増幅回路を提供すること。【構成】入力信号がそれぞれのベースに供給されるトランジスタQ1,Q2からなる差動増幅器を設け、トランジスタQ3,Q4,Q5,Q6からなる利得制御信号をそれぞれのベースの入力とする2組の差動対を設け、抵抗R1,トランジスタQ7を設け、トランジスタQ4とQ5の共通コレクタに流れる電流を利用して出力端子6,7のバイアス電圧を与えるようにしたので、出力端子のバイアス電圧が利得制御電圧によらず、かつダブル出力が可能で消費電流を少なくすることができる。
請求項(抜粋):
入力信号がそれぞれのベースに供給される第1,第2のトランジスタで構成される第1の差動対と、第3,第4のトランジスタで構成される第2の差動対と、第5,第6のトランジスタで構成される第3の差動対と、第1の電源端子と、第1の定電流源を備え、前記第1,第2のトランジスタのエミッタは第1,第2の抵抗を介して接続され、前記第1,第2の抵抗の共通接続点に前記第1の定電流源が接続され、前記第3,第4のトランジスタのエミッタは共通に接続されると共に前記第1のトランジスタのコレクタに接続され、前記第5,第6のトランジスタのエミッタは共通に接続されると共に前記第2のトランジスタのコレクタに接続され、前記第4,第5のトランジスタのコレクタは互いに接続されると共に第3の抵抗を介して前記第1の電源端子に接続され、第7のトランジスタのベースは前記第4,第5のトランジスタの共通コレクタと前記第3の抵抗との接続点に接続され、前記第7のトランジスタのコレクタは直接もしくは第4の抵抗を介して前記第1の電源端子に接続され、前記第3のトランジスタのコレクタは第5の抵抗を介して前記第7のトランジスタのエミッタに接続され、前記第6のトランジスタのコレクタは第6の抵抗を介して前記第7のトランジスタのエミッタに接続され、前記第3,第6のトランジスタのベースは共通に接続され、前記第4,第5のトランジスタのベースは共通に接続され、前記第3,第6のトランジスタの共通ベースと前記第4,第5のトランジスタの共通ベースとをそれぞれ利得制御直流電圧の端子とし、前記第3のトランジスタのコレクタと前記第5の抵抗との接続点および前記第6のトランジスタのコレクタと前記第6の抵抗との接続点の一方ましくはその両方を出力端子とすることを特徴とする可変利得増幅器。
IPC (2件):
H03G 3/10 ,  H03F 3/45
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭59-089015
  • 特開昭57-143909
  • 特開平1-125010
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