特許
J-GLOBAL ID:200903028194800859

バッチ連続式レトルト殺菌装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 一公
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-058714
公開番号(公開出願番号):特開平7-265024
出願日: 1994年03月29日
公開日(公表日): 1995年10月17日
要約:
【要約】【目的】 食品、医薬品その他を種類や形状に関係なくトレイに収容し段積した状態で、高圧保持されたバッチ連続式のレトルト殺菌装置へ導入して殺菌処理できる装置を提供する。【構成】 高圧保持されたレトルト殺菌釜1の入口側と出口側に圧力調整可能で、被処理物を収容したトレイ5を一つづつ搬送する導入部4と搬出する送出部25とを設け、レトルト殺菌釜1内で送込まれたトレイ5を複数段に段積するスタッキングゾーン6と、予熱ゾーン7、加熱ゾーン8、冷却ゾーン9、アンスタッキングゾーン10を設け、各ゾーン間には仕切遮閉装置11を設けて遮断すると共に隣接するゾーンへの送込みを可能とし、各ゾーンの底部に熱媒貯留堰15を設けて各熱媒を仕切り且つポンプ16、18、19、21及び熱交換器17、20、22を介して所定温度の熱媒として循環させ、トレイ5aの側方隙間よりスプレーノズル13により吹付け処理することにより、各ゾーンを移行する間に一貫した予熱、加熱、冷却が自動的に行なわれるようにした。
請求項(抜粋):
高圧に保持したレトルト殺菌釜の入口側に設けた圧力調整可能で被処理物を収容したトレイを一つづつ搬送する導入部と、出口側に設けた圧力調整可能でトレイの一つづつを搬送する送出部と、前記レトルト殺菌釜内の入口部で前記トレイを複数段に積重ねるスタッキングゾーンと、次いで、積重ねられたトレイのまま順次予熱ゾーン、加熱ゾーン、冷却ゾーンへ送込むよう設けたコンベア装置と、前記レトルト殺菌釜内の出口部に設けたアンスタッキングゾーンと、前記各ゾーン間を仕切り、前記トレイが通過できる開閉部を設けた仕切遮閉装置と、前記予熱ゾーン、加熱ゾーン、冷却ゾーンにおいてそれぞれトレイの側方隙間より熱媒を吹付けるようにしたスプレーノズルと、前記予熱、加熱、冷却の各ゾーンの底部に対応して設けた熱媒貯留堰と、この熱媒貯留堰、ポンプ、熱交換器を介して熱媒を循環させる熱媒循環系路と、から成るバッチ連続式レトルト殺菌装置。

前のページに戻る