特許
J-GLOBAL ID:200903028201524307

情報記録媒体用ガラス基板の化学強化処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-345182
公開番号(公開出願番号):特開2003-146705
出願日: 2001年11月09日
公開日(公表日): 2003年05月21日
要約:
【要約】【課題】 ガラス基板の化学強化処理を繰返して行っても化学強化処理後のガラス基板の強度を維持することができるとともに、安定した品質のガラス基板が得られる情報記録媒体用ガラス基板の化学強化処理方法を提供する。【解決手段】 ガラス基板11は、複数が並んだ状態で化学強化処理液14に浸漬される。そして、ガラス基板11中の表面近傍に存在するLi+及びNa+が、化学強化処理液14に含有され、Li+又はNa+よりもイオン半径の大きい一価の金属イオンにイオン交換され、ガラス基板11は化学強化処理される。対向するガラス基板間11の化学強化処理液14の量は、ガラス基板11の表面積に対して好ましくは1.4〜71g/cm2の範囲である。さらに、化学強化処理液14中のLi+濃度が好ましくは0.07〜0.09重量%の範囲に到ったときには、化学強化処理液14が新たな化学強化処理液14に交換されるように構成されている。
請求項(抜粋):
加熱溶融した化学強化処理液にガラス基板を浸漬し、ガラス基板中の表面近傍に存在するリチウムイオン及びナトリウムイオンと、化学強化処理液に含有され、リチウムイオン又はナトリウムイオンよりもイオン半径の大きい一価の金属イオンとをイオン交換してガラス基板を化学強化処理した後に、ガラス基板を化学強化処理液から取出し、新たなガラス基板を化学強化処理液に浸漬することにより、複数のガラス基板を繰返して化学強化処理する情報記録媒体用ガラス基板の化学強化処理方法であって、化学強化処理液中のリチウムイオン濃度に基づいて化学強化処理液を新たな化学強化処理液に交換することを特徴とする情報記録媒体用ガラス基板の化学強化処理方法。
IPC (2件):
C03C 21/00 101 ,  G11B 5/84
FI (2件):
C03C 21/00 101 ,  G11B 5/84 Z
Fターム (13件):
4G059AA08 ,  4G059AC16 ,  4G059HB03 ,  4G059HB13 ,  4G059HB14 ,  4G059HB17 ,  5D112AA02 ,  5D112AA24 ,  5D112BA03 ,  5D112BA09 ,  5D112GA04 ,  5D112GA28 ,  5D112GA30

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