特許
J-GLOBAL ID:200903028204843403

デジタル動画像データの伝送システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 守山 辰雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-172961
公開番号(公開出願番号):特開平11-004450
出願日: 1997年06月13日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】 INTRAブロックとINTERブロックとが混在するデジタル動画像データの伝送において、所期の品質の動画像データを安定して伝送する。【解決手段】 送信側装置1は、情報源符号化器3でデジタル動画像データをマクロブロックに分割してINTRAブロック又はINTERブロックを生成し、送信手段4、5でこれら符号化されたブロックデータを誤り検出符号を付して伝送路10へ送信する。受信側装置11は、受信手段12、13で符号化ブロックデータを受信し、誤りの生じた符号化ブロックデータを破棄するとともに差替手段14で差替ブロックデータと差し替える。そして、情報源復号化器でデジタル動画像データを再生した後、画像補間・補正器16で差替ブロックに対応する部分を、隣接するINTRAブロックに基づいた補間処理或いは隣接するINTERブロックに基づいた補正処理を行う。
請求項(抜粋):
デジタル動画像データを符号化して送信する送信側装置と、当該符号化データを受信して復号化する受信側装置と、を備えたデジタル動画像データの伝送システムにおいて、送信側装置は、デジタル動画像データをマクロブロックに分割してフレーム内符号化したINTRAブロック又はフレーム間符号化したINTERブロックを生成する符号化手段と、符号化されたブロックデータを誤り検出符号を付して送信する送信手段と、を備え、受信側装置は、送信側装置から送信された前記符号化ブロックデータを受信する受信手段と、受信した符号化ブロックデータを誤り検出符号に基づいて検査して、誤りの生じた符号化ブロックデータを破棄する誤り検出手段と、前記破棄されたブロックデータを復号化可能な所定のビットパターンデータから成る差替ブロックデータと差し替える差替手段と、差し替えられた差替ブロックデータを正常に受信されたブロックデータと共に復号化してデジタル動画像データを再生する復号化手段と、差替ブロックデータで差し替えたブロックに隣接する正常受信されたブロックデータ中にINTERブロックが存在する場合には当該INTERブロックの動きベクトルを用いて当該差し替えたブロックの動きベクトルを推定し、当該差し替えたブロックの周囲のブロックデータの画素値を用いて当該動きベクトルにより動き予測されたブロックの画素値を補正する補正手段と、差替ブロックデータで差し替えたブロックに隣接する正常受信されたブロックデータ中にINTERブロックが存在しない場合には隣接するINTRAブロックの画素値を用いて当該差替ブロックデータの画素値を補間する補間手段と、を備えたことを特徴とするデジタル動画像データの伝送システム。
IPC (2件):
H04N 7/32 ,  H04B 14/04
FI (2件):
H04N 7/137 A ,  H04B 14/04 E

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