特許
J-GLOBAL ID:200903028212724022
酸化物窒化物を製造する際に色を調整する方法および酸化物窒化物をベースとする有色顔料
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-208875
公開番号(公開出願番号):特開平8-067507
出願日: 1995年08月16日
公開日(公表日): 1996年03月12日
要約:
【要約】【目的】 有色顔料として適する有色の酸化物窒化物を提供する。【解決手段】 N対Oの原子比が色を決定し、パイロクロール、スピネル又はエルパソライト型構造で結晶しかつ結晶格子内に2又は3個の異なった陽イオンを有する酸化物窒化物をベースとする緑黄〜赤スペクトルからなる新規の有色顔料並びに高い色明度を有するペロブスキー石型構造を有する有色顔料が見出された。該顔料の色は、製造する際に陽イオンQ,R及びSを有する物質部類の内部で色スペクトルの広い範囲内で、酸化物窒化物のN対Oの原子比を増減しかつ必要な電荷補償を原子価qの陽イオンQの等量を原子価q+1の陽イオンRで置換することにより行うことにより調整することができる。該顔料を製造するには、陽イオンの構造式に基づく原子比の酸化物窒化物を形成する金属化合物を、有利には鉱化剤の存在下、窒化条件で700〜1250°Cで焼成する。
請求項(抜粋):
構造式に基づき、ひいては結晶構造を決定する原子比で酸化物窒化物を含有する粉末混合物を窒化条件下で焼成することにより、構造式においてQ,R,Sからなる系列から選択される2又は3個の異なった陽イオンを含有し、そのうちの少なくとも2個は+1〜+6の異なった原子価を有する窒化物酸化物を製造する際に色を調整する方法において、結晶構造を維持して酸化物窒化物の吸収端を長波長に向かってシフトさせるためには、NのOに対する原子比を、焼成すべき混合物中のn等量の原子価qの陽イオンQをn等量の原子価q+1の陽イオンRで置換することにより、n等量の窒素をn等量の酸素で置換して増大させる、但しnはRが不在の際には0より大きくQの構造式に基づく原子価までの任意の数でありかつqは1〜5の整数である、および吸収端を短波長に向かってシフトさせるためには、前記と逆の操作を行うことを特徴とする、酸化物窒化物を製造する際の色を調整する方法。
IPC (9件):
C01B 21/084
, C01G 25/00
, C01G 27/00
, C01G 31/00
, C01G 35/00
, C01G 37/00
, C01G 49/00
, C01G 51/00
, C01G 53/00
引用特許:
審査官引用 (5件)
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特開昭61-122108
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特開昭63-252920
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特開昭61-201610
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引用文献:
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