特許
J-GLOBAL ID:200903028216240135

端末作業履歴再現装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-007928
公開番号(公開出願番号):特開平6-214832
出願日: 1993年01月20日
公開日(公表日): 1994年08月05日
要約:
【要約】【目的】 すべてのセションの端末作業履歴を作業者に全く負担をかけることなく再現する。【構成】 端末表示電文抽出部7,端末表示形式変換部8,セション毎分類出力部9を有する。端末表示電文抽出部7は、収集時刻,セション番号,プロトコルID,電文コード等から構成される通信ログ情報が複数蓄積されたMT,補助記憶装置4から一電文情報を読み出し、それが端末表示電文情報の場合には、端末表示形式変換部8に供給し、違う場合には、次の一電文情報を読み出す。端末表示形式変換部8は、端末表示電文情報から収集時刻,セション番号を取得し、電文コードを文字形式の端末表示形式データに変換し、収集時刻を端末表示形式データの先頭に挿入して端末表示形式情報に編集する。セション毎分類出力部9は、端末表示形式情報をセション番号毎に分類し、補助記憶装置4に記憶する。【効果】 システムの障害解析、性能評価、利用者特性の評価が迅速に行える。
請求項(抜粋):
ホスト計算機と、該ホスト計算機に接続された複数の端末とから構成される共同利用型環境で各端末の端末作業履歴を再現する端末作業履歴再現装置であって、端末表示電文抽出部と、端末表示形式変換部と、セション毎分類出力部とを具備し、前記端末表示電文抽出部は、前記ホスト計算機と前記各端末との間で伝送される電文情報が前記ホスト計算機側で収集された時刻を表す収集時刻、前記各端末が前記ホスト計算機に対してログ・インしてからログ・アウトするまでの時間の単位であるセションを識別するためのセション番号、前記電文情報の種別を表すプロトコル識別番号、実際に前記ホスト計算機と前記各端末との間で伝送されるデータである電文コード等から一電文情報が構成される通信ログ情報が複数蓄積された、前記ホスト計算機側に設けられた磁気テープや補助記憶装置等から、一電文情報を読み出し、当該一電文情報が端末表示電文情報であるか否かを前記プロトコル識別番号に基づいて判断し、当該一電文情報が端末表示電文情報である場合には、当該一電文情報を前記端末表示形式変換部に供給し、当該一電文情報が端末表示電文情報でない場合には、次の一電文情報を読み出し、前記端末表示形式変換部は、前記端末表示電文抽出部から供給された前記端末表示電文情報から前記収集時刻と前記セション番号とを取得し、バイナリ形式の電文コードを前記各端末で表示可能な文字形式の端末表示形式データに変換し、前記収集時刻を前記端末表示形式データの先頭に挿入して端末表示形式情報に編集し、前記セション毎分類出力部に供給し、前記セション毎分類出力部は、前記端末表示形式変換部から供給された前記端末表示形式情報を前記セション番号毎に分類し、前記補助記憶装置に記憶することを特徴とする端末作業履歴再現装置。

前のページに戻る