特許
J-GLOBAL ID:200903028221440738

作業車の対地作業装置姿勢制御構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-269143
公開番号(公開出願番号):特開平5-103503
出願日: 1991年10月17日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】 対地作業装置用の姿勢センサーの検出値に基づき、地面に対して所定の姿勢を維持するように、対地作業装置の姿勢を変更操作する姿勢制御手段を備えた作業車の対地作業装置姿勢制御構造において、対地作業装置がハンチング現象を起こしているか否かを正確に検出できるように、且つ、ハンチング現象の発生後に行う処置が楽なものになるようにする。【構成】 機体に対する対地作業装置3の位置を検出する位置センサー19を備えて、設定以下の短い周期での対地作業装置3の上下動が設定回数以上続くと、ハンチングが発生したと判断して最初に設定した制御感度を自動的に少し変更操作する。そして、変更操作された制御感度にて対地作業装置3の上下動がなくなるとこの制御感度を維持し、逆に対地作業装置3の上下動がなくならなければ、この状態を作業者に報知して、制御感度を大きく変更操作してもらう。
請求項(抜粋):
機体に連結された対地作業装置(3)の姿勢を変更操作するアクチュエータ(5)と、地面(G)に対する前記対地作業装置(3)の姿勢を検出する姿勢センサー(11)とを備え、前記姿勢センサー(11)の検出値に基づき前記対地作業装置(3)が地面(G)に対し所定の姿勢を維持するように、前記アクチュエータ(5)を作動させる姿勢制御手段を備えた作業車の対地作業装置姿勢制御構造であって、前記姿勢制御手段の制御感度を任意に設定変更可能な人為操作型式の感度設定手段(9)と、機体に対する前記対地作業装置(3)の位置を検出する位置センサー(19)とを備えて、前記感度設定手段(9)で設定された制御感度の状態にて、設定以下の短い周期での前記対地作業装置(3)の上下動が設定回数(NT)以上続くと、前記設定された制御感度を含んだ設定範囲内にて制御感度を自動的に変更操作する感度調節手段と、この感度調節手段にて変更操作された制御感度にて前記対地作業装置(3)の上下動がなくなると、この制御感度を維持する感度維持手段と、前記感度調節手段にて変更操作された制御感度にて前記対地作業装置(3)の上下動がなくならなければ、この状態を作業者に報知する報知手段(10),(14)とを備えている作業車の対地作業装置姿勢制御構造。
IPC (3件):
A01B 63/10 ,  A01C 11/02 320 ,  G05D 1/08

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