溶融還元炉の操業方法

発明者： , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：中濱泰光
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-306216
公開番号（公開出願番号）：特開2003-105414
出願日： 2001年10月02日
公開日（公表日）： 2003年04月09日
要約：

【要約】【課題】大規模な酸素プラントやガス処理等の設備を備えることなく、溶銑の生産性向上及び諸原単位低減を図る溶融還元炉の操業方法を開発する。【解決手段】溶融還元炉8に炭材、半還元鉄及び/又は還元鉄等原燃料を装入するに際し、その原燃料36が溶融還元炉8内で形成されるスラグ31の上昇下降流Pの下降流部分Rに巻き込まれるように装入する。また、溶融還元炉8に吹き込まれた支燃性ガス30及び溶融還元炉8で生成した二次燃焼ガスの存在領域Sと接触しないように、原燃料36を不活性ガス流37で保護した状態で装入する。その際、炉口中心領域以外の位置に原燃料装入口35を下方に向けて配設し、炉壁近傍を除くスラグ浴面であって、上昇流に対応して形成されるスラグ下降流の存在する領域R(S)に装入する。撹拌ガス33等浴を撹拌するための浴撹拌機構により、スラグ31を撹拌しつつ操業する。

請求項（抜粋）：

溶融還元炉に少なくとも半還元鉄及び/又は還元鉄を装入して溶銑を製造する溶融還元炉の操業において、当該半還元鉄及び/又は還元鉄が、当該溶融還元炉内で形成されるスラグの上昇下降流の下降流部分に巻き込まれるように、当該半還元鉄及び/又は還元鉄を装入することを特徴とする溶融還元炉の操業方法。

Fターム (2件)：

4K012CA05 , 4K012CA10

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