特許
J-GLOBAL ID:200903028234721256

トノカバーの補強構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-206222
公開番号(公開出願番号):特開平9-052557
出願日: 1995年08月11日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】負荷がかかった場合、その負荷による塑性変形を始める前に、弾性変形により、支持部材からフックが外れることによりトノカバーの操作部材を破損しないようにすること。【解決手段】操作部材1は、基材2、補強部材3及びフック4とから構成されている。そして、基材2と補強部材3は、トノカバーを形成するレザー5で被覆されている。補強部材3は、鋼板3aと、鋼線3bとから構成されている。鋼線3bは鋼板3aに固着されている。鋼板3aの鋼線3b溶接部を除く上面には基材2が接着剤にて固着されている。基材2は、段ボール紙よりなり、鋼板3aより後方に突出している。基材2は、鋼板3aと鋼線3bとからなる補強部材3にて補強される。操作部材1の両側部下面には、フック4がリベット6を介して鋼板3aと連結固定されている。
請求項(抜粋):
自動車の荷収容室の一端から操作部材にて引き出され荷収容室の他端両側壁に設けた支持部材に対して操作部材の両端部に設けたフックを係止することにより荷収容室の上面開口部を閉塞するトノカバーであって、前記操作部材はその上方から負荷が加わった場合、その負荷による塑性変形を始める前に、弾性変形により撓み、その撓みによって前記フックが前記支持部材から外れるように補強部材を設けたトノカバーの補強構造。

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