特許

J-GLOBAL ID：200903028242467857

排水処理方法

発明者： 黒岩 恵治
出願人/特許権者： 富士通株式会社
代理人 (1件)： 井桁 貞一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-173515
公開番号（公開出願番号）：特開平5-015881
出願日： 1991年07月15日
公開日（公表日）： 1993年01月26日
要約：

【要約】【目的】 排水処理方法, 特に弗素系排水の弗化物沈澱処理方法に関し,塩化カルシウムの適正な注入を行う手段を得ることを目的とする。【構成】 反応槽1内の弗素系排水2中にアルカリ性カルシウム含有化合物を添加し,排水中の弗素イオンを弗化カルシウムとして沈降させる排水処理方法において,反応槽1内に設けたPHメータ3の指示により,予め設定されたPH濃度以下でアルカリ性溶液を注入するとともに,更に限定されたPH濃度範囲内で連動してカルシウム化合物を注入するように,また,前記PH濃度が9以下になったら苛性ソーダ4を注入し,更に, 前記PH濃度が5〜8の範囲内で,塩化カルシウム5を連動して注入するように構成する。

請求項（抜粋）：

反応槽(1) 内の弗素系排水(2) 中にアルカリ性カルシウム含有化合物を添加し,排水中の弗素イオンを弗化カルシウムとして沈降させる排水処理方法において,該反応槽(1) 内に設けた水素イオン濃度測定計(PHメータ)(3) の指示により,予め設定されたPH濃度以下でアルカリ性溶液を注入するとともに,更に限定されたPH濃度範囲内で連動してカルシウム化合物を注入することを特徴とする排水処理方法。