特許

J-GLOBAL ID：200903028243025955

イオン性樹脂シート

発明者： 宇野 敬一
出願人/特許権者： 宇野 敬一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-236726
公開番号（公開出願番号）：特開2004-047400
出願日： 2002年07月10日
公開日（公表日）： 2004年02月12日
要約：

【目的】電池やキャパシターの固体電解質膜に用い得る,漏液性がなく,イオン伝導性に優れたイオン性樹脂シートを提供することである。【構成】特定のアンモニウムカチオンと特定のアニオンから成る塩構造を含有するイオン性化合物(A),Aと共通のカチオン構造又は/およびアニオン構造を有し,且つ重合性官能基を有する単量体(B)からなるイオン性化合物が含浸されたシート状樹脂成形物中および表面に存在する単量体(B)を重合し,高分子量化されていることを特徴とする樹脂シートである。

請求項（抜粋）：

下記I群から選ばれた少なくとも1つのアンモニウムカチオンと下記II群から選ばれた少なくとも1つのアニオンから成る塩構造を含有する化合物を(A),Aと共通のカチオン構造又は/およびアニオン構造を有し,且つ重合性官能基を含有する単量体を(B)とするとき,A/B(重量比)=99.9/0.1〜0/100からなるイオン性化合物が含浸されているシート状樹脂成形物中および表面の単量体Bを重合させて得られることを特徴とするイオン性樹脂シート。 (I群)ピロリウムカチオン,イミダゾリウムカチオン,ピラゾリウムカチオン,ベンズイミダゾリウムカチオン,ビリジニウムカチオン,インドリウムカチオン,カルバゾリウムカチオン,キノリニウムカチオン,ピペリジニウムカチオン,ピペラジニウムカチオン、アルキルアンモニウムカチオン(但し,炭素数1〜30のアルキル) (いずれも,Nおよび/又は環が炭素数1〜10の炭化水素基で置換されているものを含む) (II群)BF4,PF6,CnF2n+1CO2(但しnは1〜4の整数),CnF2n+1SO3(但しnは1〜4の整数),(FSO2)2N(CF3SO2)2N,(C2F5SO2)2N,(CF3SO2)3C CF3SO2-N-COCF3,RSO3(Rは脂肪族基),ArSO3(Arは芳香族基),R-SO2-N-SO2CF3(Rは脂肪族基)ArSO2-N-SO2CF3(Arは芳香族基)

IPC (6件)：

H01B1/06 ,  C08F2/00 ,  C08F2/44 ,  C08F26/06 ,  C08J5/18 ,  H01M10/40

FI (6件)：

H01B1/06 A ,  C08F2/00 C ,  C08F2/44 B ,  C08F26/06 ,  C08J5/18 ,  H01M10/40 B

Fターム (42件)：

4F071AA15 ,  4F071AA26 ,  4F071AA37 ,  4F071AC14 ,  4F071AE15 ,  4F071AF37 ,  4F071AG12 ,  4F071AH15 ,  4F071BA02 ,  4F071BB12 ,  4F071BC02 ,  4F071BC17 ,  4J011CA01 ,  4J011CA08 ,  4J011CA09 ,  4J011CB00 ,  4J011CC01 ,  4J011CC02 ,  4J011PA43 ,  4J011PB27 ,  4J011PC02 ,  4J011PC08 ,  4J100AQ12P ,  4J100AQ19P ,  4J100AQ25P ,  4J100AQ26P ,  4J100BA59P ,  4J100BB18P ,  4J100BC73P ,  4J100CA01 ,  4J100DA56 ,  4J100FA03 ,  4J100FA17 ,  4J100JA45 ,  5G301CA30 ,  5G301CD01 ,  5H026AA06 ,  5H026CX04 ,  5H026EE18 ,  5H029AJ15 ,  5H029AM16 ,  5H029HJ20

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 溶融塩型高分子電解質
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-267834   出願人：四国化成工業株式会社