特許
J-GLOBAL ID:200903028246575646

振動波モータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-089719
公開番号(公開出願番号):特開平7-298652
出願日: 1994年04月27日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】 本発明者による先行技術の振動波モータでは、更に高トルク化するには難があり、高トルク領域ではT-N特性に乱れが生じるという問題点があった。本発明は前記先行技術の問題点を解決し、高トルクを発生でき、高トルク領域でもT-N特性に乱れを生じない改善された振動波モータを提供する。【構成】 本発明の振動波モータでは、移動体21の主構成部材である摺動体支持体20の摺動体取付部分(図において円筒状になっている部分)と固定部20a(環状の部分)との間に、軸線方向に弾性変形しうる連結部20cを設け、該連結部のばね機能により摺動体30を振動体1の歯状突部1aの表面の振動によく追従できるようにした。このため、振動体1と移動体21との間にスティックスリップ等が発生せず、高トルク領域でもT-N特性に乱れを生じることがない。
請求項(抜粋):
周方向に沿って進行波振動を発生する円環状の振動体と、該振動体の振動発生面との摩擦駆動により回転力を受ける円環状の移動体と、該移動体に固着されるとともに回転軸に固定された中間部材と、を有する振動波モータにおいて、該移動体は、該振動体の該振動発生面に摺接する環状の摺動体と、該摺動体に固着されるとともに該中間部材に固定された環状の摺動体支持体と、から成り、該摺動体支持体は、該摺動体が固着されている摺動体取付部分と、該中間部材に固着される固定部と、該摺動体取付部分と該固定部とを連結して軸線方向に弾性を有する連結部と、を有していることを特徴とする振動波モータ。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-308484
  • 特開平4-087577
  • 特開平4-334984
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