特許
J-GLOBAL ID:200903028253324705

軸流圧縮機の励振を監視するための方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-505283
公開番号(公開出願番号):特表平8-503042
出願日: 1993年06月16日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】軸流圧縮機の耐振の監視および制御を行なうための方法および装置を提供する。1個以上の圧力検知装置(32)によって圧縮機ケーシング(24)の領域における圧縮機(10)の1段以上(12,14)の内部の圧力変動を測定し、振動数信号の各々が前記圧縮機(10)の1個以上の臨界振動数領域における所定の振動数範囲内に1個以上の励振ピークを含むか否かを検査し、前記圧縮機(10)の励振状態を指示する1個以上のピークパラメータを判定し、前記ピークパラメータが所定の値範囲を超える値を有する場合に状態変化信号を生成することによって、軸流圧縮機(10)の励振を監視するための方法および装置。
請求項(抜粋):
軸流圧縮機(10)の励振を監視する方法であって、前記圧縮機はロータおよびケーシングを含み、前記ロータは可変または一定の回転速度で回転軸の周囲を回転できるように前記ケーシング内に設置されており、また、前記圧縮機は1個以上の圧縮段を含み、前記1個以上の圧縮段の各々は、前記ロータに取り付けられ前記回転軸に関して周方向に相互に連続的に配置構成された1列の動翼、および、前記ケーシングに取り付けられ前記回転軸に関して周方向に相互に連続的に配置構成された1列の静翼を含み、前記方法は、 a)各々の装置が検知信号を配信する1個以上の圧力検知装置によって、前記ケーシングの領域内の前記圧縮段のうちの1段以上の内部の圧力変動を測定するステップと、 b)前記検知信号の各々から振動数信号を導出するステップであり、前記振動数信号は各振動数範囲において前記各々の検知信号の振動数成分の振幅を指示するものである、前記導出ステップと、 c)所定の振動数範囲における前記振動数信号の各々が1個以上の臨界振動数の領域の1個以上の励振ピークを含むか否かを検査し、かつ、前記励振ピークの形態を示す1個以上のピークパラメータを判定するステップであり、前記臨界振動数は圧縮機構成部品の共振励振振動数に対応している、前記検査・判定ステップと、 d)前記ピークパラメータが所定の値の範囲を超える値を有する場合に、前記圧縮機の動作状態の変化を指示する第1の状態変化信号を生成するステップとを、 含むことを特徴とする方法。
IPC (3件):
F04D 27/00 ,  F01K 13/00 ,  F02C 7/00

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