特許
J-GLOBAL ID:200903028254793539

可変バルブタイミング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 橋爪 良彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-156130
公開番号(公開出願番号):特開平5-321618
出願日: 1992年05月25日
公開日(公表日): 1993年12月07日
要約:
【要約】【目的】 ヘリカルスプライン式のエンジンバルブタイミング可変装置を、メカニカルで、任意のバルブタイミング制御ができるようにする。【構成】 カムシャフト2の段付部5にカムギヤ10を軸着し、スラストプレート3とナット6とで挾持する。カムシャフト2にはヘリカルスプライン7を設け、カムギヤ10の内面にはねじれ方向が逆のヘリカルスプライン12を設ける。それぞれのヘリカルスプラインに噛合するヘリカルスプラインを内外径に有するプランジャ20を装着し、プランジャ20の爪23にスリッププレート24の環状溝26を噛合し、ステッピングモータ31で駆動するねじシャフト33をスリッププレート24のめねじ25に螺合させる。ステッピングモータ31を任意の回転角だけ作動すると、プランジャ20は軸方向に回転角に応じて移動し、カムシャフトとカムギヤとの位相を変え、バルブタイミングを制御する。
請求項(抜粋):
カムシャフトを駆動する駆動輪を前記カムシャフトに軸着し、前記駆動輪のボスの内面にヘリカルスプラインを設け、前記カムシャフトの外面に前記ヘリカルスプラインとねじれ方向が逆向きのヘリカルスプラインを設け、前記両方のヘリカルスプラインにそれぞれ噛合するヘリカルスプラインを内外面に備えたプランジャを介して前記駆動輪と前記カムシャフトとを係合させ、前記プランジャを軸方向に移動させることにより、前記駆動輪と前記カムシャフトとの位相を変化させるバルブタイミング可変装置において、前記プランジャに回転可能で軸方向に離脱しないように装着されたスリッププレートと、前記スリッププレートに設けためねじに螺合するねじシャフトと、前記ねじシャフトを駆動するステッピングモータとを具備せることを特徴とする可変バルブタイミング装置。

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