特許
J-GLOBAL ID:200903028257295343

経済計数予測処理装置、経済計数予測処理方法ならびに経済計数予測処理用プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 秀治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-376503
公開番号(公開出願番号):特開2003-178249
出願日: 2001年12月10日
公開日(公表日): 2003年06月27日
要約:
【要約】【課題】 根拠が不明な理論的・実務的前提を最小にしつつ、過去、現在あるいは将来の経済軌道の予測プロセスにおいて、各経済計数の予測値を、より高速に探索すること。【解決手段】 経済計数読み込み部54と、試行経済計数設定部55と、ディシジョンパラメータの組み合わせ読込部56と、経済計数算出部57と、定量化部58と、保存処理部59と、試行経済計数選択部64と、攪乱処理部61と、距離判別部62とを備え、距離判別の結果、第2最小距離が比較予測上の距離より小さい場合には、第2最小距離と、第2最小距離を与えた参照経済計数の推移とを保存する一方、第2最小距離が比較予測上の距離より大きい場合には、直近の攪乱処理前の試行経済計数を保存し、試行経済計数選択部64は、再度、1つ以上の試行経済計数を選択し、第2最小距離が最も小さくなるときの試行経済計数を経済計数の予測値とする経済計数予測処理装置とすること。
請求項(抜粋):
複数の経済指標のそれぞれについて、初期時刻における経済状態を読み込む経済状態読込手段と、上記初期時刻における、各経済主体の複数の意思決定を相対比率で表したディシジョンパラメータの組み合わせを読み込むディシジョンパラメータの組み合わせ読込手段と、上記初期時刻以降の参照経済計数を読み込む参照経済計数読込手段と、予測対象となる試行経済計数を設定する試行経済計数設定手段と、上記初期時刻における経済状態と、上記ディシジョンパラメータの組み合わせとから上記初期時刻の次にくる第1ステップにおける計算上の経済計数を算出し、さらに、上記計算上の経済計数と上記ディシジョンパラメータの組み合わせとから、上記第1ステップの次のステップである第2ステップにおける計算上の経済計数を算出し、延長計算期間の終端である所定時期になるまで上記計算上の経済計数の算出を行う経済計数算出手段と、上記計算上の経済計数の算出の結果得られた上記計算上の経済計数の推移と、上記第1ステップから上記所定時期までの上記試行経済計数を含めた上記参照経済計数の推移との第1距離を定量化する第1定量化手段と、上記第1距離の内、最も小さい第1最小距離を比較予測上の距離として保存すると共に、上記第1最小距離を与えた最忠実経済計数の推移を保存する保存処理手段と、上記試行経済計数の1つ以上を選択する試行経済計数選択手段と、その選択された上記試行経済計数を変化させる攪乱処理を行う攪乱処理手段と、上記経済計数の算出を再度行い、その結果得られた複数の上記計算上の経済計数の推移と、上記第1ステップから上記所定時期までの上記攪乱処理を施した攪乱試行経済計数を含めた上記参照経済計数の推移との第2距離を定量化する第2定量化手段と、上記第2距離の内、最も小さい第2最小距離が、上記比較予測上の距離より小さいか否かを判別する距離判別手段と、上記距離判別手段の判別の結果、上記第2最小距離が上記比較予測上の距離より小さい場合には、上記保存処理手段は、上記第2最小距離と、上記第2最小距離を与えた上記参照経済計数の推移とを保存する一方で、上記距離判別手段の判別の結果、上記第2最小距離が上記比較予測上の距離より大きい場合には、上記保存処理手段は、直近の攪乱処理前の上記試行経済計数を保存し、上記試行経済計数選択手段は、1つ以上の上記試行経済計数を選択し、上記攪乱処理手段、上記経済計数算出手段、上記第2定量化手段および上記距離判別手段は、上記各々の処理を繰り返し、上記第2最小距離が最も小さくなるときの上記試行経済計数を経済計数の予測値とすることを特徴とする経済計数予測処理装置。
IPC (2件):
G06F 19/00 100 ,  G06F 17/60 516
FI (2件):
G06F 19/00 100 ,  G06F 17/60 516

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