特許
J-GLOBAL ID:200903028275312069

体動ノイズ除去パルスオキシメトリの装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本田 崇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-330596
公開番号(公開出願番号):特開平11-155841
出願日: 1997年12月01日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成によって体動アーテファクトの影響を受けないで正確に血液の酸素飽和度を測定すること。【解決手段】 CPU6は、A/D変換部5の出力から各波長の透過光の減光度の変化分ΔAi(i=1,2,3) を求め、各K12 の値についてΔA1- ΔA2*K12、ΔA3- ΔA2*K32を求め、脈波同期信号(ECG)との相関がそれぞれ最大の場合のK12,K32 を選択する。これによるΔA1- ΔA2*K12、ΔA3- ΔA2*K32を求め、 Π32=(ΔA3-ΔA2*K32)/( ΔA1- ΔA2*K12) を求め、このΠ32と次の関係式に基づく式から動脈血の酸素飽和度Saを求め、この結果を表示器9に表示する。 ここで、Eai=SaEoi+(1-Sa)Eri Eo; 酸化ヘモグロビンの吸光係数、Er; 還元ヘモグロビンの吸光係数、F ; 散乱係数。Π32= [ {Ea3(Ea3+F) }1/2 -{Ea2(Ea2+F) }1/2 ]/ [{Ea1(Ea1+F) } 1/2 -{Ea2(Ea2+F) }1/2 ]
請求項(抜粋):
3波長λi (i=1,2,3) の光を生体組織に照射する光照射手段と、各波長の組織透過光を光電変換する光電変換手段と、この光電変換手段が出力する透過光信号に基づいて、生体組織の各波長についての減光度の変化分ΔAi(i=1,2,3) を求める減光度変化分検出手段と、この減光度変化分検出手段が求めたΔAiと、所定の条件により決定される係数K12 ,K32 とにより(ΔA3-ΔA2*K32)/(ΔA1-ΔA2*K12)を求める比率検出手段と、この比率検出手段が求めた結果に基づいて血液の酸素飽和度を求める酸素飽和度検出手段と、を具備する体動ノイズ除去パルスオキシメトリの装置。

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