特許
J-GLOBAL ID:200903028285723920

真空バルブ用接点合金の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-121867
公開番号(公開出願番号):特開平5-311273
出願日: 1992年05月14日
公開日(公表日): 1993年11月22日
要約:
【要約】【目的】 再点弧発生頻度を低減し、さらに遮断性能も改善した真空バルブを得ることができる真空バルブ用接点合金の製造方法を提供する。【構成】 原料Cr粉、Cr成形体、CrとCuの混合粉、CrとCuの成形体の表面の一部又は全部に、略800°Cで2×10-7Torrよりも高い蒸気圧を有し、厚さが0.05〜5μmの高蒸気圧材料を保護層として形成し、この後、この高蒸気圧材料の量が0.25重量%以下になるように蒸発量制御した方法である。
請求項(抜粋):
耐弧材料となる原料Cr粉、Cr成形体、Crと導電材料となるCuとの混合粉、CrとCuとの成形体の表面の一部又は全面に、略800°Cで2×10-7Torrよりも高い蒸気圧を有する高蒸気圧材料を保護層として厚さ0.05〜5μmだけ付着、皮覆又は合金化させた第1の工程と、前記高蒸気圧材料により加熱中の汚染雰囲気から保護しながら、前記第1の工程により得られる保護層付材料からCr焼結体、Cr-Cu焼結体を得る第2の工程と、前記第2の工程の期間の一部又は総てにおいてCr又はCr-Cuの焼結の進行と共に、残存する前記高蒸気圧材料が0.25重量%以下になるように焼結の温度、時間、昇温降温の速度、雰囲気を蒸発量制御しながらCrスケルトン、Cr-Cuスケルトン、Cr-Cu合金を得る第3の工程を備えたことを特徴とする真空バルブ用接点合金の製造方法。
IPC (3件):
C22C 1/04 ,  H01H 11/04 ,  H01H 33/66

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