特許
J-GLOBAL ID:200903028286126348

電動射出成形機のスクリュ背圧力制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-317625
公開番号(公開出願番号):特開平7-164492
出願日: 1993年12月17日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】【目的】この発明は、計量可塑化時に後退するスクリュ11の後退力が射出用サーボモータ1の設定ブレーキ力より小さい時、スクリュ11が前進方向に進み過ぎ、スクリュ11がバレル15の先端に衝突してしまう危険を防止できることを目的とする。【構成】この発明は、設定した背圧値について、0から設定値の間を複数に分割する。背圧を印加する時は、低い方から各分割背圧値を順を追って設定していく。検出された背圧と設定値とを比較し、設定値と一致したときその設定背圧力で計量し、次の設定値と検出値とを同様に比較する。順次実行し最終の背圧設定値まで行う。最終設定値となったらその背圧値で計量を継続し、計量時に後退するスクリュ位置が計量完了位置に到達すると計量動作を停止する。実際の背圧値が所定時間内に設定値に至らない時は、そこで計量動作を停止する。
請求項(抜粋):
計量時に後退してくるスクリュに対して射出用サーボモータをスクリュの前進側に進む方向に駆動して後退してくるスクリュにブレーキ力を与えて可塑化された樹脂に背圧力を負荷する電動射出成形機のスクリュ背圧力制御方法において、計量時における背圧力設定値を低背圧力値より段階的に大きくなるよう分割して設定し、スクリュの背圧力検出器が検出する検出値を低背圧力設定値より順時比較し、設定値と一致した時その設定背圧力で計量し、設定する最大設定値になった時には最大設定背圧力で計量を継続し、計量時に後退するスクリュの位置が予め設定する計量完了位置に到達した時、計量動作を停止するようにした電動射出成形機のスクリュ背圧力制御方法。
IPC (2件):
B29C 45/50 ,  B29C 45/76

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