特許

J-GLOBAL ID：200903028286978417

サリチル酸エステル誘導体およびその製造方法

発明者： 兼子 博章 ,  船越 渉 ,  佐々木 勝司
出願人/特許権者： 帝人株式会社
代理人 (1件)： 前田 純博
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-109254
公開番号（公開出願番号）：特開平11-302228
出願日： 1998年04月20日
公開日（公表日）： 1999年11月02日
要約：

【要約】【課題】 ポリカーボネートの末端封止剤または重合促進剤として有効に作用するサリチル酸エステル誘導体を得る。それにより色調が良好であり光学材料用途に好適なポリカーボネートを得る。【解決手段】 不純物の含量を特定値以下とする下記式(1)(式中、R1はメチル基またはエチル基であり、R2は置換されてもいい炭素数1から30のアルキル基、炭素数1から30のアルコキシ基、炭素数6から30のアリール基、炭素数6から30のアリールオキシ基、炭素数6から30のアラルキル基、または炭素数6から30のアラルキルオキシ基を表わす。)で表されるサリチル酸エステル誘導体を提供する。

請求項（抜粋）：

塩素含量が100ppm以下である下記式(1)【化1】(式中、R1はメチル基またはエチル基であり、R2は炭素数1から30のアルキル基、炭素数1から30のアルコキシ基、炭素数6から30のアリール基、炭素数6から30のアリールオキシ基、炭素数6から30のアラルキル基、または炭素数6から30のアラルキルオキシ基を表わす。ここでR2は、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、2-(メトキシカルボニル)フェニルオキシカルボニル基、2-(メトキシカルボニル)フェニルオキシカルボニルオキシ基、2-(エトキシカルボニル)フェニルオキシカルボニル基、2-(エトキシカルボニル)フェニルオキシカルボニルオキシ基、炭素数6から10のアリールオキシカルボニル基またはアラルキルオキシカルボニル基で置換されていても良い)で表されるサリチル酸エステル誘導体。

IPC (10件)：

C07C 69/92 ,  B01J 31/02 102 ,  C07C 67/03 ,  C07C 67/14 ,  C07C 68/02 ,  C07C 68/06 ,  C07C 69/96 ,  C08G 64/14 ,  C08G 64/40 ,  C07B 61/00 300

FI (11件)：

C07C 69/92 ,  B01J 31/02 102 ,  C07C 67/03 ,  C07C 67/14 ,  C07C 68/02 A ,  C07C 68/02 B ,  C07C 68/06 Z ,  C07C 69/96 Z ,  C08G 64/14 ,  C08G 64/40 ,  C07B 61/00 300