特許
J-GLOBAL ID:200903028294962139

重質炭化水素の水素化処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-355681
公開番号(公開出願番号):特開平6-184558
出願日: 1992年12月19日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【目的】 重質炭化水素の水素化処理を長期間安定に行える方法を与える。原料の性状に応じて高価な特定の触媒の使用量を低減しつつ長期間安定な運転を継続する方法をも与える。【構成】 活性金属である第6B族金属および助触媒である第8族金属を特定の濃度分布で担持している触媒を用い、重質炭化水素を水素化条件下で処理する工程からなるか、あるいは上記工程の前または後に活性金属ならびに助触媒が平坦な濃度分布で担持されている公知の適当な触媒で処理する工程を組み合わせてなる重質炭化水素の水素化処理方法。
請求項(抜粋):
合計で10ppm以上250ppm以下のV、Ni、Fe、1重量%以上10重量%以下のアスファルテン、2重量%以上15重量%以下の残留炭素、0.5重量%以上6重量%以下の硫黄、0.05重量%以上0.5重量%以下の窒素を含む重質炭化水素供給物を水素化処理する方法において、アルミナ含有担体に、酸化物換算で5〜30重量%の周期律表第6B族金属と1〜10重量%の周期律表第8族金属を担持し、触媒粒子内でのそれらの金属の分布が下式で示される水素化触媒の存在下に、前記炭化水素供給物と水素とを水素化処理条件下において接触させることを特徴とする水素化処理方法。周期律表第6B族金属担持濃度分布 0.9>h2/h1≧0周期律表第8族金属担持濃度分布 0.9>h4/h3≧0(ここで、h1は触媒粒子中心部における周期律表第6B族金属担持濃度であり、h2は触媒粒子最外表面部における周期律表第6B族金属の担持濃度であり、同様に、h3は触媒粒子中心部における周期律表第8族金属担持濃度であり、h4は触媒粒子最外表面部における周期律表第8族金属の担持濃度である。)
IPC (3件):
C10G 45/08 ,  B01J 23/64 103 ,  B01J 23/85
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-283351

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