特許
J-GLOBAL ID:200903028300585695
廃プラスチックスの油化方法およびこの方法に使用する触媒ならびに油化装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
安倍 逸郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-331507
公開番号(公開出願番号):特開2001-152163
出願日: 1999年11月22日
公開日(公表日): 2001年06月05日
要約:
【要約】【課題】 イニシャルコスト、ランニングコストの安い廃プラスチックの油化方法およびその装置を得る。この油化方法に使用される触媒を得る。【解決手段】 二酸化珪素と酸化アルミニウムの合計が70重量%以下、かつ、その二酸化珪素と酸化アルミニウムとの組成比が重量比で0.7〜1.7:1、比重が0.2〜0.4の多孔質土を触媒として使用する。この触媒の存在下廃プラスチックを温度300〜500°Cに加熱して溶融分解し、発生した分解物を冷却して油分とガスとに分離し、分離した油分を回収する。ガスは加熱源として利用する。加熱分解した残渣は、600°C以上の温度に加熱して触媒として再生する。加熱温度は、触媒の表面が溶融しない700°C以下とする。触媒には鹿沼軽石、今市軽石、七本桜軽石等の玄武岩質の火山性軽石天然土を用いる。最大粒径2mm以下のものが経済的である。装置を小型化でき、広い設置場所を必要とせず、イニシャルコストが低い。低価格の触媒を利用でき、ランニングコストも安価である。
請求項(抜粋):
廃プラスチックスをシリカ・アルミナ触媒の存在下において加熱分解し、軽質油を分離する廃プラスチックスの油化方法において、上記シリカ・アルミナ触媒は、その比重が0.2〜0.4の多孔質土からなり、二酸化珪素と酸化アルミニウムとの合計含有量が70重量%以下で、かつ、この二酸化珪素と酸化アルミニウムとの組成比が、重量比で0.7〜1.7:1である廃プラスチックスの油化方法。
IPC (4件):
C10G 1/10
, B01J 21/12
, B01J 38/02
, C08J 11/12 ZAB
FI (4件):
C10G 1/10
, B01J 21/12 M
, B01J 38/02
, C08J 11/12 ZAB
Fターム (34件):
4F301CA09
, 4F301CA25
, 4F301CA26
, 4F301CA53
, 4F301CA61
, 4G069AA02
, 4G069AA08
, 4G069AA09
, 4G069AA10
, 4G069AA11
, 4G069BA01A
, 4G069BA01B
, 4G069BA01C
, 4G069BA02A
, 4G069BA02B
, 4G069BA02C
, 4G069BA03A
, 4G069BA03B
, 4G069BA03C
, 4G069BA10C
, 4G069BB06A
, 4G069BB06B
, 4G069BB06C
, 4G069CA04
, 4G069CA10
, 4G069DA06
, 4G069EA02Y
, 4G069EA04Y
, 4G069EB18Y
, 4G069FA08
, 4G069FB29
, 4H029CA01
, 4H029CA09
, 4H029CA12
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