特許
J-GLOBAL ID:200903028302763728

細胞移動によって電極と細胞とを近接させる神経刺激アレイ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-551376
公開番号(公開出願番号):特表2007-518541
出願日: 2005年01月18日
公開日(公表日): 2007年07月12日
要約:
【課題】神経細胞とこの細胞に近接した電極とを選択的かつ低侵襲的な方法で電流を通すための装置及び方法を提供することである。【解決手段】生体神経回路網における神経細胞を選択的に励起又は検出するためのインターフェースを提供する。インターフェースは細胞膜を貫通する多くのチャンネルを備えた細胞膜を含み、各チャンネルは少なくとも1つの電極を有する。生体神経回路網における神経細胞はチャンネルに向かって成長又は移動し、その結果、電極に近接した状態になる。1つ以上の神経細胞がチャンネルに向かって成長又は移動すると、チャンネル中の電極に印加された電圧は選択的にそのチャンネル内で神経細胞を励起する。そして、これら神経細胞の励起はチャンネル内で刺激された神経細胞に関連する神経回路網(すなわち、細胞及び軸索)を通じて伝達される。【選択図】図11
請求項(抜粋):
生体神経回路網において複数の神経細胞に選択的に電流を通すインターフェースであって、 a)0.5mm未満の厚さを有するとともに、前記厚さを貫通する複数のチャンネルを含み、前記生体神経回路網に近接して配置され、前記神経細胞が前記チャンネル内に移動(migrate)可能とされた細胞膜と、 b)前記細胞膜に近接し、前記細胞膜に面する表面が前記チャンネルのそれぞれの端面を提供する基板と、 c)前記チャンネルの前記端面上に配置された複数の第1の電極とを含み、 少なくとも1つの前記神経細胞の前記チャンネル内への移動を可能とするのに十分な空間が前記チャンネル内に存在することを特徴とするインターフェース。
IPC (2件):
A61N 1/32 ,  A61F 9/007
FI (2件):
A61N1/32 ,  A61F9/00 590
Fターム (2件):
4C053JJ01 ,  4C053JJ40

前のページに戻る