特許
J-GLOBAL ID:200903028312970799

高窒素オーステナイト・ステンレス鋼用被覆アーク溶接棒

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩原 康弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-104371
公開番号(公開出願番号):特開平7-284988
出願日: 1994年04月20日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】【目的】 発電プラント等の高温・高圧環境で使用される高窒素オーステナイト・ステンレス鋼の溶接において良好な溶接作業性を有し、高温割れおよびブローホール、融合不良等の欠陥防止が容易であって、溶接部の強度・延性・靱性・耐食性が優れている被覆アーク溶接棒を提供する。【構成】 Ni、Cr、Mo、Nb、Ti、B、C、Si、Mn、N、Oを適量とし、Mg、P、Sの上限を制限した心線と、炭酸塩、SiO2 、金属弗化物、金属粉末の含有量を制御し、かつ炭酸塩中のCおよび金属粉末中のCを適量とした被覆剤からなる高窒素オーステナイト・ステンレス鋼用被覆アーク溶接棒。
請求項(抜粋):
心線全重量に対し重量%で、Cが0.01〜0.12%、Siが0.05〜0.5%、Mnが0.5〜1.5%、Pが0.01%以下、Sが0.008%以下、Niが22〜28%、Crが18〜28%、Moが0.5〜2.5%、Nbが0.05〜0.6%、Tiが0.02〜0.2%、Bが0.001〜0.01%、Nが0.1〜0.3%、Oが0.002〜0.025%、Mgが0.01%以下、残部Feおよび不可避的不純物の組成の心線の周囲に、被覆剤全重量に対し、炭酸塩を15〜45%、SiO2 を3〜17%、金属弗化物を5〜30%、金属粉末を1〜45%含有し、かつ前記炭酸塩中のCが2〜5.5%、金属粉末中のCが0.001〜0.2%である被覆剤が被覆率20〜40%で被覆されていることを特徴とする高窒素オーステナイト・ステンレス鋼用被覆アーク溶接棒。
IPC (5件):
B23K 35/30 330 ,  B23K 9/23 ,  B23K 35/36 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/54

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