特許
J-GLOBAL ID:200903028323038438
極低温装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-071481
公開番号(公開出願番号):特開平6-283328
出願日: 1993年03月30日
公開日(公表日): 1994年10月07日
要約:
【要約】【目的】 この発明は、冷凍機と冷媒容器の極低温冷媒のガスとの間の熱抵抗を低減し、冷却効率を向上できる極低温装置を得ることを目的とする。【構成】 超電導マグネット1はヘリウム槽4内に収納され、液体ヘリウム2により極低温に冷却されている。ヘリウム槽4の外周壁面には、円周方向に沿って上下方向にリング状の拡大熱伝導板13がロー付けされている。この拡大熱伝導板13には、冷凍機9の第3段ステージ17が熱接続されている。そこで、ヘリウム槽4の槽壁を伝熱する際にヘリウム槽4のステンレスの大きい熱伝導率に起因して生じる温度ドロップが、大面積の拡大熱伝導板13により抑えられ、冷却効率が向上する。また、拡大熱伝導板13の任意の位置に冷凍機の第3段ステージ17を熱接続でき、冷凍機9の取付位置の自由度が増す。
請求項(抜粋):
極低温冷媒を貯液する冷媒容器と、この冷媒容器を包囲して配設された真空容器と、前記冷媒容器と前記真空容器との間に配設された熱シールドと、前記冷媒容器と前記熱シールドとを冷却する冷凍機とを備えた極低温装置であって、拡大熱伝導板を、その裏面と前記冷媒容器内の極低温冷媒ガスとの温度差が0.5K以下となるように前記冷媒容器との接続面積を確保し、かつ、その一部が少なくとも前記極低温冷媒の液面より上部に位置するように前記冷媒容器に取り付けるとともに、前記冷凍機の冷却ステージを前記拡大熱伝導板に熱接続したことを特徴とする極低温装置。
IPC (2件):
H01F 7/22 ZAA
, H01F 7/22
引用特許:
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