特許
J-GLOBAL ID:200903028337513740

自動変速機の油圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-349058
公開番号(公開出願番号):特開平5-172232
出願日: 1991年12月06日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 既存の装置を利用して走行状態に合せた変速実行速度で変速を行って変速ショックを低減する。【構成】 変速速度判断手段206と変速速度制御手段207とを備え、変速速度制御手段207が、シフトバルブ202に接続した二つの摩擦係合装置200,201のうちの一方およびアキュームレータ205からのドレン状態を、その一方の摩擦係合装置200とアキュームレータ205とを連通させてそれらを所定のドレン部に連通させる状態と一方の摩擦係合装置200とアキュームレータ205とを個別のドレン部に連通させる状態とに選択的に切換えるよう前記シフトバルブ202およびシフトバルブ202と一方の摩擦係合装置200との間に介装した制御弁204を動作させる。
請求項(抜粋):
所定の変速を実行する際に係合・解放の状態が共に切換えられる二つの摩擦係合装置と、これら二つの摩擦係合装置に対する油圧の給排状態を同時に切換えるシフトバルブと、そのシフトバルブから前記二つの摩擦係合装置のうち一方の摩擦係合装置に至る油路に介装され該油路を選択的に遮断する制御弁と、この制御弁を介して前記一方の摩擦係合装置に分岐させて接続されたアキュームレータとを備えた自動変速機の油圧制御装置において、前記変速を達成すべき速さを判断する変速速度判断手段と、この変速速度判断手段による判断結果に基づいて、前記一方の摩擦係合装置およびアキュームレータからのドレン状態を、前記一方の摩擦係合装置とアキュームレータとを連通させてそれらを所定のドレン部に連通させる状態と前記一方の摩擦係合装置とアキュームレータとを個別のドレン部に連通させる状態とに選択的に切換えるよう前記シフトバルブおよび制御弁を動作させる変速速度制御手段とを具備していることを特徴する自動変速機の油圧制御装置。

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