特許
J-GLOBAL ID:200903028337560820

細径配管接続用コネクター

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-224804
公開番号(公開出願番号):特開平9-053781
出願日: 1995年08月09日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ソケット部材の組付けを容易となし、環状溝部での配管への長期に亘る包持力をその凹溝部での舌状壁とによってガタ、回動方向への位置ずれを発生することなしに確実に発揮できるようにし、またコネクター全体の形状をコンパクトとなして狹い場所での配設接続使用を行うことができるようにする。【解決手段】 軸芯内部に連結筒壁の流通孔に連る拡径した段付き小径室と大径室とを貫設し、大径室の周壁の対向部位にコ字状の切欠き溝を穿設して一体からなる舌状壁を介在したコネクター本体の前記小径室部に、弾性シールリング部材と環状ブッシュ部材とを内装せしめ、大径室にあって前部を基部となす内周面に環状溝と、該基部に連って外側面に長手方向の凹溝を設けて後方に対向位置した支持壁を突設してなる弾性材によるソケット部材を、それぞれの凹溝部をコネクター本体側の舌状壁部に係合した状態でその後端部を該コネクター本体に掛支して内装せしめる。
請求項(抜粋):
軸芯内部に先端側の連結筒壁(2) の流通孔(4) に連る拡径した段付き小径室(3')と大径室(3) とを貫設し、且つ大径室(3) のなす周壁の対向する部位にほぼコ字状の切欠き溝(1")を穿設して一体からなる舌状壁(1')を介在したコネクター本体(1) の前記小径室(3')部に、弾性シールリング部材(6) と環状ブッシュ部材(7) とを内装せしめ、更に大径室(3) 側にあって、組付け方向の前部を基部(5')となす内周面に環状溝(8) を有し、且つ該基部に連って外側面に長手方向の凹溝(5"') を設けて後方に対向位置した弾発状の支持壁(5")を突設してなる弾性材によるソケット部材(5) を、それぞれの凹溝(5"') 部をコネクター本体(1) 側の前記舌状壁(1')部に係合した状態をもって該支持壁の後端部を該コネクター本体側に掛支して内装せしめ、前記環状溝(8) 部により内部に組込まれる配管(P) の環状膨出壁(P')部を挾圧状に包持して接続するように構成したことを特徴とする細径配管接続用コネクター。

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