特許
J-GLOBAL ID:200903028343394303

変圧器用コイル及びその製造方法並びに静止誘導器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-278965
公開番号(公開出願番号):特開平9-129455
出願日: 1995年10月26日
公開日(公表日): 1997年05月16日
要約:
【要約】【課題】 コイル周囲の導電性構造物の発熱を低減する変圧器用コイルとその製造方法を得、小型化と不燃化と低騒音化とを実現し得る静止誘導器を得ること。【解決手段】 一次コイル2では二次コイル3との間の内部空間において、一次コイル2の内側漏れ磁束6aと二次コイル3の漏れ磁束7とが存在し、共に一次コイル2の内部空間を同一方向に周回するだけとなり、双方の漏れ磁束6a,7が外部に漏れ出るのを防止でき、一次コイル2の内部に二次コイル3を設置すれば、内部空間に漏れ磁束6a,7が閉塞された状態となるので、従来技術のようにコイルからの漏洩磁束によって鉄心に渦電流が発生するおそれがなく、鉄心,鉄心締め金具等の構造物の発熱を極力抑えることができる。
請求項(抜粋):
鉄心脚の周囲に、一次コイルと二次コイルとを同心上に配置する変圧器用コイルにおいて、前記一次コイルは、内部空間を有する環状をなし、かつ内周面に絶縁距離を隔てて筒状の二次コイルを配置し得る形状に形成したことを特徴とする変圧器用コイル。

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