特許
J-GLOBAL ID:200903028346917455

電動車両の制動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-046666
公開番号(公開出願番号):特開平7-264710
出願日: 1994年03月17日
公開日(公表日): 1995年10月13日
要約:
【要約】【目的】 回生制動から液圧制動に切り換えたときにブレーキペダルのストロークが大きく変化するのを防止し、ブレーキフィーリングの向上を図る。【構成】 モータ2に接続された駆動輪Wfは、マスタシリンダ9との間に介装した差圧バルブ11を開弁した状態で液圧制動され、また差圧バルブ11を閉弁して液圧制動を抑制した状態で回生制動される。ブレーキペダル8の踏込み開始時に一時的に差圧バルブ11を開弁することにより、ブレーキキャリパ10fの遊びによるブレーキペダル8のストロークを予め吸収させる。これにより、回生制動から液圧制動に切り換えるべく差圧バルブ11を開弁したとき、前記ブレーキキャリパ10fの遊びによるストロークの分だけブレーキペダル8のストローク変化を減少させることができる。
請求項(抜粋):
バッテリ(1)をエネルギー源とするモータ(2)に接続されて駆動されるとともに液圧制動及び回生制動が可能な駆動輪(Wf)を有する電動車両において、マスタシリンダ(9)に接続されたブレーキペダル(8)の操作に応じて駆動輪(Wf)を液圧制動する液圧制動手段(10f)と、前記ブレーキペダル(8)の操作に応じて駆動輪(Wf)を回生制動する回生制動手段(7)と、回生制動時にマスタシリンダ(9)から液圧制動手段(10f)に伝達されるブレーキ液圧を制限する液圧制御手段(11)と、ブレーキペダル(8)の操作量を検出するブレーキペダル操作量検出手段(12)と、ブレーキペダル操作量検出手段(12)の出力に基づいてブレーキペダル(8)の操作量が所定値を越えたことを検出したときに、液圧制御手段(11)によるブレーキ液圧の制限を開始する制動制御手段(7)と、を備えたことを特徴とする、電動車両の制動装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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