特許
J-GLOBAL ID:200903028347114895

血管内超音波イメージ形成時の血管流を検出する装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-528280
公開番号(公開出願番号):特表平8-511982
出願日: 1995年04月19日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】脈管構造内から血液流をイメージ形成するための装置および方法が記述される。超音波トランスジューサ・アレイを担持する超音波カテーテル・プローブが、血管内へ挿入される。トランスジューサ・アレイは、超音波励起信号を放出し、脈管構造のある領域における血液および組織から反射された超音波エコー波形を受取る。一連の励起信号から結果として生じる一連のエコー波形が、組織および斑の如き領域における静止的な特徴からのエコー信号が著しく減衰されるように組合わされる。組合わされた信号は、領域における比較的活動的な特徴(即ち、血液流)を主として表わす。血液流イメージは、この組合わされた信号から構成される。血液流イメージは着色されて、領域における比較的静止的な特徴のイメージと組合わされる。その後、組合わされたイメージがビデオ・ディスプレイ上に表示される。
請求項(抜粋):
脈管構造内の領域の内部の血液流を表わす領域のイメージを構成する方法において、 後で前記脈管構造内の領域を伝搬する超音波波形を該脈管構造の内腔の内部から放出するステップと、 前記領域内部の組織と血液とからの超音波波形の反射から生じる放出超音波波形のエコーを感知するステップと、 感知されたエコーをエコー波形に変換するステップと、 前記領域からの感知されたエコーから生じる1組のエコー波形を得るため、前記放出、感知および変換ステップを複数回反復するステップと、 前記1組のエコー波形を組合わせて、流れる血液を含む比較的活動的な特徴により占められる前記領域内の修正エコー波形表示領域を形成するステップとを含み、前記1組のエコー波形の部分は、前記領域における組織を含む、前記修正エコー波形において実質的に減衰される比較的静止的な特徴から生じ、 前記脈管構造の領域の、比較的活動的な特徴を主として表わす第1のイメージを提供するため修正エコー波形を処理するステップを含む方法。

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