特許

J-GLOBAL ID：200903028351436830

呼気中成分の光学的測定方法及び装置

発明者： 山本 博司 ,  上野山 晴三 ,  竇 暁鳴 ,  王 かおる ,  島田 健太郎
出願人/特許権者： 株式会社京都第一科学
代理人 (1件)： 野口 繁雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-312834
公開番号（公開出願番号）：特開平10-142153
出願日： 1996年11月08日
公開日（公表日）： 1998年05月29日
要約：

【要約】【目的】 ラマン分光法を利用した、短時間で、直接的に、呼気中成分を定量でき、消耗品も不要な測定方法を提供すること。【構成】 呼気中の測定しようとする各成分について、その成分の濃度とラマンスペクトル強度の間の相関が良好な波長をその成分に固有の測定波長として選択し、積分球型セルホルダー内に保持された球状セルに採取された呼気検体に対し励起光を照射し、窒素に固有の測定波長でのラマンスペクトルと、測定しようとする各成分についてのそれぞれ予め選択された測定波長でのラマンスペクトルを測定し、窒素のラマンスペクトル強度に対する各成分のラマンスペクトル強度比を求め、各成分についての窒素とのラマンスペクトル強度比と濃度について予め作成した検量線を用いて呼気中の各成分を定量分析する。

請求項（抜粋）：

呼気中の測定しようとする各成分について、その成分の濃度とラマンスペクトル強度の間の相関が良好な波長をその成分に固有の測定波長として選択し、呼気検体を積分球型セルホルダー内に保持された球状セルに採取し又は流し、その呼気検体に対し励起光を照射し、測定しようとする各成分についてのそれぞれ選択された前記測定波長でのラマンスペクトルを測定し、各成分のラマンスペクトル強度に基づいて各成分を定量分析することを特徴とする呼気中成分の光学的測定方法。