特許
J-GLOBAL ID:200903028352341751

無効電力補償装置の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 紀男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-177312
公開番号(公開出願番号):特開平7-015875
出願日: 1993年06月24日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】 無効電力補償装置の制御装置において、交流系統で電圧低下が発生した場合、電圧低下による転流失敗を防止し、又、変換器でβ進め制御が行なわれた場合の交流電圧低下の割合いを小さくする。【構成】 半導体素子を用いた無効電力補償装置の制御装置において、同一変電所又は近傍の変電所に他励式交直変換器が設置されている場合に、その変換器が逆変換器運転している場合には順変換器運転している場合及び変換器停止中に比べ、無効電力補償装置の定常的な運転点が誘導性無効電力をより多く消費する運転点となるように、変換器の運転状態信号を無効電力補償装置の制御装置に取り込み、それが逆変換器運転している場合には、無効電力補償装置の定常運転バンド幅の上限値及び下限値を、順変換器運転時及び停止時に比べ誘導性無効電力を多く消費する値に変更し、実際の運転点が一定時間以上そのバンド幅を越えて運転した場合には、それが上限値を越えた場合に併設されたコンデンサを解列し、下限値を越えた場合に併設されたコンデンサを投入するよう動作する回路を設けた。
請求項(抜粋):
半導体素子を用いた無効電力補償装置の制御装置において、同一変電所又は近傍の変電所に他励式交直変換器が設置されている場合に、その変換器が逆変換器運転している場合には順変換器運転している場合及び変換器停止中に比べ、無効電力補償装置の定常的な運転点が誘導性無効電力をより多く消費する運転点となるように、変換器の運転状態信号を無効電力補償装置の制御装置に取り込み、それが逆変換器運転している場合には、無効電力補償装置の定常運転バンド幅の上限値及び下限値を、順変換器運転時及び停止時に比べ誘導性無効電力を多く消費する値に変更し、実際の運転点が一定時間以上そのバンド幅を越えて運転した場合には、それが上限値を越えた場合に併設されたコンデンサを解列し、下限値を越えた場合に併設されたコンデンサを投入するよう動作する回路を設けることを特徴とする無効電力補償装置の制御装置。
IPC (2件):
H02J 3/18 ,  G05F 1/70

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