特許
J-GLOBAL ID:200903028354438442

シートトランス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-245162
公開番号(公開出願番号):特開平10-092664
出願日: 1996年09月17日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】 小型で、各部の接着強度が向上し、組立工程も単純なシートトランスを提供するものである。【解決手段】 シートトランスの長手方向の側面部に接着剤溜めとしての凹部を設け、また、シートトランス裏面に接着剤塗布用切り欠きを設け、この凹部や切り欠きに接着剤を塗布するようにし、さらに、接着面に凹凸を設けることにより、接着面積を増加することによって、構成部品の組立後に一体化すべく接着剤で接着しても、その接着剤が外形上出っ張ることがなく、且つその接着剤の塗布箇所を増やし、また、接着面積を大きなものとして剥がれにくいようにしたものである。
請求項(抜粋):
1次側コイル及び2次側コイルを形成した第1部材としてのコイル基板と、このコイル基板を重ね合わせる第2部材としての台座とを上下に重ね合わせて構成した重ね合わせ体を有し、前記コイル基板及び前記台座は、ともに、側面における長手方向ほぼ中央部分に幅を狭める方向に凹設された凹部を有し、これらの凹部において、この重ね合わせ体を、上下から第3部材としての上部部材と第4部材としての下部部材とによって挟み込み束ねるように囲繞して一体化した、少なくとも第1乃至第4の4つの部材を有するシートトランスであって、前記重ね合わせ体における上側に位置する部材としての前記コイル基板の側面における前記凹部を長手方向に延成して第1の接着剤塗布用切り欠きを設け、下側に位置する前記台座においては、自己の前記凹部につづけて肉厚の一部としての表面側を除去して、前記接着剤塗布用切り欠きの下方に位置する接着剤受け部を形成し、これらの切り欠き及び受け部によって形成される接着剤溜めに前記切り欠き側から供給、収納された接着剤により、前記4つの部材が一体化されていることを特徴とするシートトランス。
IPC (3件):
H01F 30/00 ,  H01F 27/28 ,  H01F 41/00
FI (4件):
H01F 31/00 D ,  H01F 27/28 M ,  H01F 41/00 C ,  H01F 31/00 U
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 小形電子部品用コア
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-125230   出願人:株式会社トーキン

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