特許
J-GLOBAL ID:200903028358379289

インバータ制御交流式抵抗溶接装置及びその抵抗溶接 方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥田 和雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-031604
公開番号(公開出願番号):特開平8-197260
出願日: 1995年01月25日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】【目的】 シーム溶接での溶接速度を向上させ、また、溶接電流の立ち上がりを急峻にして熱的な損失を最小限にし、さらに、溶接電流の立ち上がりと立ち下がりに発生する振動音の発生を無くすこと。【構成】 インバータ回路のスイッチング素子を高周波で一定期間交互にスイッチングさせる。これにより溶接トランス4の2次側から台形波交流を出力する。この台形波交流の周波数を商用電源の周波数より低くし、スイッチング素子のスイッチング周波数を2〜5KHzの高周波とする。これにより熱効率を有効に活用できる。さらにシーム溶接の場合では、従来の単相交流式と比べて商用電源の周波数に依存せず、通電時間と休止時間とを任意に設定できる。そのため、溶接に最適な周波数を選択でき溶接速度を従来より約50%向上できる。
請求項(抜粋):
商用電源を整流する整流回路(1)と、この整流回路(1)の出力を平滑する平滑回路(2)と、この平滑回路(2)にて直流化された直流電源が電源として供給されスイッチング素子(Q1 )〜(Q4 )からなるインバータ回路(3)と、このインバータ回路(3)の出力が1次巻線(N1 )に印加される溶接トランス(4)と、この溶接トランス(4)の2次側導体(5)(6)の両端に設けられ母材(9)を抵抗溶接する一対の電極(7)(8)と、上記インバータ回路(3)のスイッチング素子(Q1 )〜(Q4 )の発振周波数を2〜5KHzでスイッチングさせて正側に一定期間高周波発振させると共に、上記正側の発振後に負側に一定期間高周波発振させて上記溶接トランス(4)の2次側に台形波交流を出力させ、この台形波交流の周波数を商用電源の周波数より低く制御するインバータ制御装置(10)とを備えていることを特徴とするインバータ制御交流式抵抗溶接装置。
IPC (2件):
B23K 11/24 392 ,  B23K 11/24 350
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-333380
  • 特開平1-293985
  • 特開平1-233074
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