特許
J-GLOBAL ID:200903028360293332
制御対象同定方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢島 保夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-119102
公開番号(公開出願番号):特開平11-312003
出願日: 1998年04月28日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】入力信号と出力信号とから制御対象モデルを推定する制御対象同定方法において、できる限り予め定められた制約に違反しないような入力信号を投入して、同定を中止することなく、精度のよい制御対象モデルを作成する。【解決手段】プラント特性推定部3により現時点までの入出力データから制御対象の特性を推定し、未来プラント出力予測部4により該プラントモデルと予め用意してある外乱入力に対するプラントモデルを用いて未来のプラント出力を予測する。制約判定部5により予測出力が予定の制約条件を満たしているか否かを判定し、否の場合、同定用入力信号生成部1において現在使用されている同定用入力信号を修正する。また同時に、プラント特性変更判定部6により該プラントモデルの整定時間が予め把握していた整定時間よりも大きく異なると判定された場合、同定用入力信号生成部1において現在使用されている同定用入力信号を修正する。
請求項(抜粋):
予め定められた所定の同定用入力信号を制御対象に投入し、該同定用入力信号に対する制御対象の出力信号を検出し、該入出力信号から制御対象の特性を推定する制御対象同定方法において、投入開始時刻から現時点までに制御対象に投入された同定用入力信号と、該同定用入力信号に対して制御対象から出力された出力信号とを用いて、制御対象の特性を推定する特性推定ステップと、前記特性推定ステップで得られた制御対象の特性および現時点から投入終了時刻までの同定用入力信号から、現時点以降の未来の制御対象の状態および出力信号を予測する出力予測ステップと、前記予測された状態および出力信号が、予め定められた制約を満足するか否かを判定する制約判定ステップと、前記制約が満足されていないと判定されたとき、現時点以降に制御対象に入力する予定であった前記同定用入力信号を、前記制約が満足されるように修正する入力信号修正ステップとを備えたことを特徴とする制御対象同定方法。
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