特許
J-GLOBAL ID:200903028366695254

主軸装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小栗 昌平 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-278102
公開番号(公開出願番号):特開2003-083343
出願日: 2001年09月13日
公開日(公表日): 2003年03月19日
要約:
【要約】【課題】 高速化した場合にも、良好な潤滑性能の確保によって安定した軸の回転性能を維持でき、且つ、騒音の低減、軸の駆動エネルギーの節約を図ることのできる主軸装置を得る。【解決手段】 主軸装置100の軸3を回転自在に支承する転がり軸受5への潤滑を、ハウジング7に装備した潤滑油ノズル13から微量の潤滑油を直接噴射することで行うと同時に、潤滑油ノズル13には、軸3の回転による気流に起因した潤滑油の吸い出しが1ショットの吐出量未満となるように、基端側潤滑油経路13bと先端側潤滑油経路13cとを形成する。
請求項(抜粋):
軸と、この軸に内輪内径面が嵌合した軸受と、前記軸受の外輪外径面が嵌合したハウジングと、前記内輪と前記外輪とが転動体を介して相対的に回転可能となった前記軸受に潤滑油を供給する潤滑油供給機構とを備える主軸装置において、前記潤滑油供給機構は、前記軸受に潤滑油を噴射する潤滑油ノズルと、前記潤滑油ノズルに微量の潤滑油を供給する微量潤滑装置とを備えて、前記軸受に、吐出速度が10〜100m/secの範囲、且つ、吐出量が1ショット当たり0.0005〜0.01mlの範囲となる微量の潤滑油を前記潤滑油ノズルから間欠的に噴射供給し、前記潤滑油ノズルは、潤滑油を先端の吐出口に導く潤滑油経路として、前記ノズル本体の軸線方向に沿って直線状に穿設された基端側潤滑油経路と、前記基端側潤滑油経路の先端と前記吐出口とを連通させるように潤滑油の吐出方向に沿って直線状に穿設された先端側潤滑油経路とを備えると共に、前記先端側潤滑油経路の容積を当該潤滑油ノズルによる1ショット当たりの吐出量未満に設定し、且つ、前記基端側潤滑油経路の向きを、その中心軸線と水平線との間の挟角θが10〜170 ゚の範囲に入るように設定したことを特徴とする主軸装置。
IPC (5件):
F16C 33/66 ,  B23Q 11/12 ,  F16C 35/12 ,  F16N 7/32 ,  F16N 7/38
FI (5件):
F16C 33/66 Z ,  B23Q 11/12 E ,  F16C 35/12 ,  F16N 7/32 B ,  F16N 7/38 B
Fターム (11件):
3C011FF06 ,  3J101AA01 ,  3J101AA62 ,  3J101CA01 ,  3J101CA06 ,  3J101CA11 ,  3J101CA17 ,  3J101EA67 ,  3J101FA31 ,  3J101FA32 ,  3J101GA31

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