特許
J-GLOBAL ID:200903028370185562

ローダフロント付き油圧ショベルの油圧駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-128495
公開番号(公開出願番号):特開平8-068079
出願日: 1995年05月26日
公開日(公表日): 1996年03月12日
要約:
【要約】【目的】 バケットシリンダ及びバケット開閉シリンダを駆動させる回路構成を簡単にできるローダフロント付き油圧ショベルの油圧駆動装置の提供。【構成】 ポンプ1側にバケット開閉用方向制御弁6Aとブーム用方向制御弁7Aとアーム用方向制御弁8を配置し、ポンプ2側にアーム用方向制御弁10とブーム用方向制御弁11とバケット用方向制御弁12を配置し、ポンプ1側の切換弁群の最下流のアーム用方向制御弁8の下流と上述のバケツト用方向制御弁12とを接続する接続通路23を設け、ポンプ1側のセンタバイパス通路の最下流に配置される固定絞り15の近傍上流に、バケット用の操作レバー21Aに連動してポンプ1側のセンタバイパス通路を開閉する開閉制御弁を設けるとともに、該レバー21Aと連動してアーム用方向制御弁8を中立に保持する切換弁35,36、及びブーム用方向制御弁11を中立に保持する切換弁37,38を設けた。
請求項(抜粋):
ブームシリンダ、アームシリンダ、バケットシリンダから成るフロントアクチュエータと、バケット開閉シリンダ、及び2つの走行モータを含む複数のアクチュエータと、少なくとも1つの可変容量油圧ポンプを含む複数の油圧ポンプと、上記可変容量油圧ポンプからの圧油が供給されるとともに、上記2つの走行モータのうちの一方の駆動を制御し最上流に配置される走行用方向制御弁と、この走行用方向制御弁の下流に配置される方向制御弁とをタンデム接続して成る第1の切換弁群と、上記可変容量油圧ポンプ以外の油圧ポンプからの圧油が供給される第2の切換弁群と、上記第1の切換弁群のセンタバイパス通路の最下流に設けた圧力発生手段と、この圧力発生手段で発生する圧力に応じて上記可変容量油圧ポンプの吐出容量を制御する吐出容量制御手段とを備えたローダフロント付き油圧ショベルの油圧駆動装置において、上記第1の切換弁群が、上記バケットシリンダ以外のフロントアクチュエータの駆動を制御するフロント用方向制御弁と、上記バケット開閉シリンダの駆動を制御するバケット開閉用方向制御弁とを含み、上記第2の切換弁群が、上記バケットシリンダ以外のフロントアクチュエータの駆動を制御する別のフロント用方向制御弁と、上記バケットシリンダの駆動を制御するバケット用方向制御弁とを含むとともに、上記第1の切換弁群の上記センタバイパス通路上であって、上記圧力発生手段の近傍の上流に設けられ、上記センタバイパス通路を開閉制御可能な開閉制御弁と、上記第1の切換弁群の最下流の方向制御弁の圧油供給通路の下流部分と、上記第2の切換弁群に含まれるバケット用方向制御弁の圧油流入ポートとを接続する接続通路と、この接続通路上に設けられ、上記第1の切換弁群から上記第2の切換弁群に向かう方向への流れを許容するチェック弁と、上記第2の切換弁群の上記バケット用方向制御弁の圧油供給通路上に設けられ、上記バケット用方向制御弁以外の方向制御弁への圧油供給通路に上記接続通路からの圧油が流入するのを阻止するチェック弁と、上記開閉制御弁と上記バケット用方向制御弁とを連動させる連動手段と、上記バケットシリンダ以外の上記フロントアクチュエータと上記バケッシリンダとの複合駆動時に、上記第1の切換弁群に含まれる上記フロント用方向制御弁、及び上記第2の切換弁群に含まれる上記別のフロント用方向制御弁の一方を強制的に中立に保持する中立保持手段とを備えたことを特徴とするローダフロント付き油圧ショベルの油圧駆動装置。
IPC (3件):
E02F 9/22 ,  F15B 11/00 ,  F15B 11/17
FI (2件):
F15B 11/00 Q ,  F15B 11/16 A

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