特許
J-GLOBAL ID:200903028372759795

シート状物の同時二軸延伸機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-147654
公開番号(公開出願番号):特開2000-334832
出願日: 1999年05月27日
公開日(公表日): 2000年12月05日
要約:
【要約】【課題】同時二軸延伸機の従来技術は走行方式が摺動方式のため高速走行ができない、更には摺動部に潤滑油の強制給油が必要、そのためにこの潤滑油の飛散による汚れが問題となっていた。又、構造上 MD倍率は有段可変としかできなかった。【解決手段】シート状物の延伸力を支えているラジアル軸受でリンク装置の自重も同時に支えるようにしてリンク装置を走行させる。又、リンク装置の開き角度をガイドレール一本を移動することで変換できるようにする。【効果】グリース封入方式のラジアル軸受の採用により外部からの強制給油が不要となり油飛散を未然に防げる。又、高速走行も可能となる。更にはMD倍率を無段可変とすることが可能となる。
請求項(抜粋):
熱可塑性樹脂シート状物の両側端部を把持する複数の掴み装置をシート状物の両側端に配置した無端リンク装置を設け、該無端リンク装置は折尺状に形成された複数個の等長リンク装置よりなり、シート状物の入口側スプロケットより駆動され、運動方向に末広がり状に配置されたガイドレールに案内されて掴みピッチを徐々に拡大することにより、シート状物を縦横二方向に同時に延伸させた後シート状物を外し、出口側スプロケットにより駆動されて、入口側スプロケットに戻るように構成されたシート状物の同時二軸延伸機において、リンク装置の動きを規制する案内用ガイドレールの両側面の形状に合わせてリンク装置の折尺となるリンクプレートのジョイント用リンク軸の最下端に取付けたラジアル軸受の外輪を切欠き、ガイドレールと噛み合わせて走行させることにより、リンク装置の自重及びシート状物の延伸力を上記軸受で支えることを特徴とするシート状物の同時二軸延伸機。
IPC (3件):
B29C 55/16 ,  B29K101:12 ,  B29L 7:00
Fターム (8件):
4F210AA01 ,  4F210AE01 ,  4F210AG01 ,  4F210QA02 ,  4F210QC07 ,  4F210QG01 ,  4F210QG18 ,  4F210QL06

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