特許

J-GLOBAL ID：200903028373030853

マグネタイト粒子およびその製造方法

発明者： 橋内 正親 ,  宮園 武志 ,  渡辺 広幸 ,  山西 正
出願人/特許権者： 三井金属鉱業株式会社
代理人 (1件)： 伊東 辰雄 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-202947
公開番号（公開出願番号）：特開平8-048524
出願日： 1994年08月05日
公開日（公表日）： 1996年02月20日
要約：

【要約】【目的】 粒径の比較的小さい粒子でありながら黒色度の度合を損なわず、磁気特性もバランスよく向上し、特に小粒径のマグネタイト粒子におて問題とされる凝集による流動性不良を改善せしめたマグネタイト粒子およびその製造方法を提供する。【構成】 第一鉄塩を主成分とする溶液に、鉄に対して当量以上のアルカリ水溶液と混合した後、遊離水酸基濃度を1〜3g/lに維持して第1の酸化反応を行ない酸化反応終了後、マグネタイト粒子全体におけるZn/Feのモル比(%)が0.2〜1.8%となるように亜鉛を含む第一鉄塩を添加し、pH6.0〜9.0に調整し、第2の酸化反応を行ない反応を終了させ、引き続きマグネタイト全体におけるSi/Feのモル比(%)が0.4〜2.0%になるようにケイ酸塩を含む第一鉄塩を添加し、pH6.0〜9.0に調整して、第3の酸化反応を行なうことを特徴とするマグネタイト粒子の製造方法。

請求項（抜粋）：

粒子表面に、鉄-亜鉛酸化物の薄膜が被覆され、その上に鉄-ケイ素酸化物の薄膜が被覆され、飽和磁化79emu/g以上、色差計による黒色度(L)19.5以下、JIS K 5101に準拠した吸油量30ml/100g以上、スパチュラ角60度以下であることを特徴とするマグネタイト粒子。

IPC (3件)：

C01G 49/08 ,  G03G 9/083 ,  H01F 1/00

FI (3件)：

G03G 9/08 101 ,  G03G 9/08 301 ,  H01F 1/00 Z