特許
J-GLOBAL ID:200903028382258670

貯水,貯湯式給湯装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-320465
公開番号(公開出願番号):特開平6-159846
出願日: 1992年11月30日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】 冷房運転の消費電力の低減を図る。【構成】 給水配管16に、給水分岐管27を分岐させる第4三方弁24を介設し、ポンプ20をもつ循環配管18に、循環第1分岐管28を分岐させる第3三方弁23を介設し、タンク13の水温T<SB>1</SB>を検出する貯水温度センサ31と外気温度センサ2を設け、制御器1によって、蓄冷運転指令に基づき、熱交換器19を蒸発器として働かせ、かつ第1,第3三方弁21,23を共にタンク13に通じるように切り換えて冷水を貯えるとともに、冷房運転指令に基づき、上記検出水温T<SB>1</SB>が、上記検出気温Taに対してT<SB>1</SB>≧a×Ta+bのとき、冷媒回路の熱交換器19を停止し、かつ室外熱交換器を室内熱交換器に対する凝縮器として働かせる一方、T<SB>1</SB><a×Ta+bのとき、室外熱交換器を停止し、かつ第1,第3三方弁を共にタンク13に通じるように切り換えて、熱交換器19を室内熱交換器に対する凝縮器として働かせる。
請求項(抜粋):
加熱手段(14,19)により内部の水が加熱される加熱タンク(11)と、湯または水を貯える第1,第2貯湯タンク(12,13)を立設し、上記加熱タンク(11),第1,第2貯湯タンク(12,13)の頂部に給湯配管(15)を、上記加熱タンク(11)および第2貯湯タンク(13)の底部に第2三方弁(22)を介して給水配管(16)を夫々接続し、上記第1貯湯タンク(12)の底部と第2貯湯タンク(13)の頂部を配管(17)で接続するとともに、室内,室外熱交換器(74,77a〜77c)を含むヒートポンプ式冷媒回路(71)の凝縮器または蒸発器として切換動作せしめられる熱交換器(19)とポンプ(20)とを介設した循環配管(18)の一端(18a)を上記加熱タンク(11)の底部に接続する一方、第1三方弁(21)を介して2つに分岐する上記循環配管(18)の各他端(18b,18c)を上記加熱タンク(11)および第2貯湯タンク(13)の底部に夫々接続してなる貯水,貯湯式給湯装置において、上記第2三方弁(22)と第2貯湯タンク(13)の間の給水配管(16)に介設され、上記第1貯湯タンク(12)底に連なる給水分岐管(27)を分岐させる第4三方弁(24)と、上記熱交換器(19)と加熱タンク(11)の間の循環配管(18)に介設され、上記第2貯湯タンク(13)の頂部に連なる循環第1分岐管(28)を分岐させる第3三方弁(23)と、上記第2貯湯タンク(13)内の水温(T1)を検出する貯水温度センサ(31)と、外気の温度を検出する外気温度センサ(2)と、蓄冷運転指令を受けて、上記熱交換器(19)を蒸発器として働かせると共に、上記第1,第3三方弁(21,23)を共に第2貯湯タンク(13)に通じるように切り換えて第2貯湯タンク(13)に冷水を貯える蓄冷制御手段(1)と、冷房運転指令を受けて、上記貯水温度センサ(31)の検出水温(T1)が、外気温度の所定の一次関数に上記外気温度センサ(2)の検出気温(Ta)を代入した値(Tc=a×Ta+b)よりも大きいか否かを判断し、大きいと判断したとき、上記ヒートポンプ式冷媒回路(71)の熱交換器(19)を停止し、かつ室外熱交換器(74)を蒸発器たる室内熱交換器(77a〜77c)に対する凝縮器として働かせる一方、大きくないと判断した時、上記室外熱交換器(74)を停止し、かつ第1,第3三方弁(21,23)を共に第2貯湯タンク(13)に通じるように切り換えて、上記熱交換器(19)を室内熱交換器(77a〜77c)に対する凝縮器として働かせる冷房制御手段(1)を備えたことを特徴とする貯水,貯湯式給湯装置。
IPC (2件):
F25B 13/00 351 ,  F25B 29/00 371

前のページに戻る